首の痛みと一緒に、めまいや眠気などの症状が気になることはありませんか。 こんな時にのめまいや眠気は、首の痛みとは関係のない症状だと思ってしまう人も多いでしょう。 しかし、首の痛みと一緒に起こるからには、めまいと眠気の関連性は否定できません。 では、首の痛みとめまいと眠気が同時に起こるのは、一体なぜなのでしょうか。 首の痛みの原因はコリや心身の疲労 めまいや眠気の大元となっている首の痛みの原因としては、コリによる筋肉や神経の緊張が考えられます。 首や肩が凝ると首や肩の筋肉が過度な緊張を起こして血行不良になることで、疲労物質が蓄積して首の痛みが起こりやすくなると考えられています。 また、首の痛みの原因としては、仕事や家事、育児などでのストレスや睡眠不足による疲れなどの心身の疲労が考えられます。 心身の疲労も血行不良を引き起こして、さらには自律神経のバランスを崩すため、首の痛みを引き起こすことがあります。 首から後頭部まで痛みがあれば頭痛かも! めまいや眠気が一緒に起こっている首の痛みでも、痛みの範囲が首だけではなく後頭部まで及んでいることはありませんか。 こんな時には、片頭痛や緊張型頭痛を発症していることが考えられます。 特に緊張型頭痛は、心身の疲労や長時間の座り作業、悪い姿勢などが原因で起こることが多いものです。 これらによって後頭部の筋肉が緊張して硬くなると、血管が圧迫されて首から後頭部にかけての痛みが起こると考えられます。 めまいが起こるのは脳の酸素不足が原因 首のめまいと一緒にめまいが起こる原因は、首や肩、そして頭などの筋肉が緊張して硬くなることにあると考えられます。 筋肉が硬くなると周辺の血管を圧迫して血液の流れを悪くし、体内に取り入れて血液中に含まれている酸素の循環まで悪くしてしまいます。 脳に十分な酸素が供給されなければ、当然脳は酸欠状態になって、耳の三半規管の働きにも悪影響を及ぼすことがあります。 ちなみに、三半規管は平衡感覚に関与する場所で、正常に機能しなければめまいを引き起こすことがあります。 眠気が起こるのも脳の酸素不足が原因 首の痛みと一緒に眠気が起こっている時もめまいが起こっている時と同じで、首と一緒に頭の筋肉までが凝って硬くなっているはずです。 すると、体内の血液の流れが悪くなって、呼吸で体内に取り入れた酸素が首や後頭部、側頭部などに上手く供給できなくなってしまいます。 ところで、眠気が起こった時には、ついつい大きな口を開けてあくびをしてしまうことはありませんか。 実は、この時のあくびは、脳に十分な酸素を供給しようとして起こるものです。 まとめ 首の痛みとめまいと眠気が一緒に起こる原因は、コリや心身の疲労にあると考えられます。 それで、首の痛みの中でも後頭部まで痛みを感じる場合には、片頭痛や緊張型頭痛などの頭痛が考えられます。 めまいや眠気が起こるのは、首と同時に脳までが血行不良で、脳に十分な酸素が供給できていないことが考えられます。 いずれにしても、辛い症状が続く場合は一度病院で症状をみてもらうのがいいでしょう。
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