アトピーのひび割れがよくなる方法 アレルギー症状の1つであるアトピー性皮膚炎。そのつらい症状の1つにひび割れがあります。 特に指や肘膝などの関節付近では、動くたびに肌へ負担がかかり傷つきやすくなります。 柔軟性を失った皮膚は、関節付近ではひび割れて割けやすいです。 関節部分では、動かすたびに割けたりふさがったりを繰り返します。 初めはかゆみのために起こった皮膚の症状です。しかし、ひび割れができると、動くたびにどんどん悪化していき、慢性化する傾向にあるのです。 そんなひび割れ対策としての最適な方法をご紹介いたします。 慢性化するひび割れ対策には湿潤療法が有効 怪我の処置には湿潤療法という手当が有効です。湿潤療法をすることですり傷などの浅いけがは1,2日ほどで薄皮が張ります。いかにして早くよくするかが大切です。 傷跡もなくキレイにお治ることで火傷などにも広く使用されています。 湿潤療法の3ステップ 湿潤療法をする手順を紹介します。 清潔にする 傷口にばい菌や異物があっては感染してしまいます。そのようなことがないように水などで清潔な状態にします。 この時に消毒液を使用してはいけません。消毒液は、体を直そうとする細胞までも破壊してしまいます。 キレイにするときは水だけを使用するように気を付けましょう。 保護をする 怪我をしたときには皮膚が破壊して露出しています。この時に行う保湿は油分を多く含んだワセリンを使用します。 肌の代わりに保護します。このワセリンは、ヒリヒリするすり傷の後でも塗布することでおさまります。 できるだけ肌が見えなくなるくらい厚めに塗布しましょう。 密封する ワセリンを塗布した後はサランラップで密封します。この密封状態を作ることが一番大切です。 ただサランラップでくるむだけでは固定できないので、包帯などで固定します。 このように肌を密封して柔らかくし、うるおいを保ち皮膚の再生を促します。 この処置は薄皮が貼るまでできる限り続けます。 気を付けること 菌の感染には気を付けましょう。特にくるぶしや足などの場合には白癬菌などの影響を受けやすいのです。むずむずする痒みはかさぶたが張るときにも起こります。 しかし、そのかゆみが続く場合には一度清潔にして処置をし直します。 まとめ 傷口のケアには湿潤療法が有効です。とくにアトピーの悩みの1つである、関節周りのひび割れに処置ができると慢性化する事を防ぐことができます。 湿潤療法は清潔・保護・密封の3つの手順で行います。ただしかゆみが続く場合には処置をし直すなどして菌感染を予防しましょう。 この処置は掻き壊して分厚くなった皮膚に対しても有効です。 もし、そのような事に心当たりのある方は、是非とも試してみてください。 筆者プロフィール 阿部 英雄(あべ ひでお) 英気治療院院長 鍼灸マッサージ師の国家資格の資格を有する私が、医学博士・薬学博士にも支持されるアトピー整体で、アトピー専門の治療院を行なっております。 アトピーは、代謝の低下により毒素が蓄積にして起こります。体を 外側、中側、内側の3つの側面にアプローチして代謝を上げることで良くなります。私自身の肌荒れや家族のアトピーが、体やを整えることやセルフケアで肌が良くなった経験があります。 その経験をもとに、薬にだけ頼らず再発させない方法、ステロイドのやめ方など役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。
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筆者プロフィール
阿部 英雄(あべ ひでお)
英気治療院院長
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