薄着になる機会が増える今日この頃~。ここらで夏に向けて体をシェイプアップしてみませんか? 男性ならTシャツを堂々と!女性ならボディラインのために! 美ボディというと「ダイエットしなきゃ~」と思われる方が多いかと思いますが、私はダイエットをお勧めしません! なぜならダイエットは一歩間違えると健康を害したり、かえって太りやすくなったりするからです。 ではなぜ人間は太るのでしょうか?この答えが分かった時この世から肥満が消えるでしょう。 地球上の生き物で太っているのは人間だけ! 実は地球上で太っているのは“人間だけ”なのです。 「えっ!?うちのネコ、太ってるよ!」って方もいらっしゃるかもしれませんが、それは人間が飼っているからです。 野生動物は必要以上に殺生をしません。必要な分だけ命をいただきます。 逆に人類はどうでしょうか?好きなものを好きなだけ食べますよね?つまりムダが多いのです。だから太ります。 そのムダを無くせば肥満は解消されます。 今回はそのムダを無くし、夏に向けて美ボディを手に入れましょう。そのための7ポイントをお教えします。 なんのために痩せたいの?目標設定が重要 なんのために痩せたいの? つまり目標が必要です! 7月に行く旅行で海に入るから~とか、さすがにこのぽっこりお腹ではTシャツ着れないっしょ!などなどです。 ダイエットの落とし穴 食べない系のダイエット、置き換えダイエット、○○だけダイエットは「ダイエットしている気分」になっているだけで結局のところ変わりません。人が太る、痩せるメカニズムを知る必要があります。 夏までに美ボディを手に入れる7ポイント 1.太る、痩せるメカニズム 人間には2つのタンクがあります。燃焼しやすいタンクと燃焼しにくく貯蓄用のタンクです。食べたものがどちらのタンクに入るかは食材によって変わります。 炭水化物は燃えやすいタンクに入り、野菜は太らないと思いきや根菜類はなんと貯蓄用タンクにダイレクトで入ります。 この両タンクのバランスが美ボディを作るためには必須になります。このメカニズムを理解する必要があります。 2.基礎代謝アップ 皆様はご自身の基礎代謝を測ったことがありますか?最近の体組成計で測ることができます。個人差はありますが男性で1500kcal、女性で1100kcalと言われています。 この基礎代謝が高いと何もしていなくても消費してくれるカロリーです。 しかし現代人はこのエネルギー回路が回っていません。。。食べたものをエネルギーに変換出来ていないのです。 その理由は回路を回すために必要なビタミンやミネラルが不足しているからです。特に食事制限系のダイエットをしている場合、極端にこのビタミン、ミネラル不足に陥ります。 3.とはいえ糖質カット 糖質は脳内に必要な栄養素の1つですが急激に摂取すると血糖値が急上昇し、体はその糖質を吸収しようとします。 一度に大量に吸収すると、血糖値が下がるため、その血糖値を上げようと体は脳に対して「食べる」ように指令を出します。 この繰り返しが過食となり太る原因になります。これを防ぐためには「食べる順番が大事!」ということが流行りましたね。 食物繊維がこの血糖値をコントロールしてくれます。糖尿病の方は必見ですね。 4.脂質のカット もちろん脂質を摂取し続ければ太ります。そのためカットすればいいと思いますが、実は人間には必要な脂質もあります。 その代表例が血液をサラサラにするEPAやDHAなどのオメガ3系脂肪酸です。 サプリメントなどで脂を吸着するものがありますが、せっかく必要な脂を摂ったのに、それまでも吸着し、そのまま排泄してしまうものがあります。その点は注意したいところです。 5.貯蓄用タンクを開放する 「貯蓄する」、つまり鍵を掛けて保存しているわけですからそう簡単には開きません。 ここを本気で解放させるためには「なにも食べずに死にかけてください…」。つまり飢餓状態になった時に体の非常事態を受けてはじめて開かれる扉です。 満腹中枢の働きをよくさせてこのタンクのカギとなる「L-カルニチン」の摂取が必要となります。しかしこの栄養素もただ摂ればいいのではなく、鍵を開けるためには一定量必要となります。サプリメントに入っているからと言って効果があるわけではありません。 6.ミトコンドリアの活性アップ 年齢を重ねると基礎代謝が下がる…この原因はなんと60兆個の細胞の中にあるミトコンドリアと呼ばれる発電機が劣化し発電量が下がるからです。 そのため同じ努力をしても、年齢によって効果が変わってきてしまうのです。 7.セルライトは燃焼しない 誰もが持つセルライト!お腹周りや二の腕、モモやお尻まで、いたるところに付くのがセルライトです。特に女性は下肢のセルライトが気になるのではないでしょうか? このセルライトは海外では「オレンジピール」と呼ばれるのは「みかんの皮」のようにボコボコしているからです。 これは脂肪細胞に冷えなどを原因として老廃物と水分が溜まり、それをコラーゲンが包み込んでいる状態です。 袋に入ったたくさんのピンポン玉のような感じです。 この袋を無理矢理引きちぎり、ピンポン玉を拡散させるのがエステやマッサージです。 そのため痛みや内出血を伴います。無理矢理破くのではなく、当院では袋を溶かしてピンポン玉を流してあげる方法をお教えしています。 まとめ いかがでしたでしょうか。 糖質抜きダイエットは確かに痩せます。それは糖質の代わりとなるものを脂肪を分解して作り出そうとするので脂肪が減るからです。 しかしその脂肪の代謝物は強力な酸性物質です。そのためそのまま対処しなければ体内が酸化し、体調を崩したり、ひどい場合は病気になったりもします。 糖質を抜くのであれば、代謝物の酸性度から身を守るために、新たに「抗酸化物質」を摂取する必要があります。 ○○抜きダイエットは確かに手っ取り早いかもしれませんが、健康に痩せるためには、今日ご紹介した7つのポイントを参考にしてみてくださいね。 一色浩太 つるのこころ治療院院長(鍼灸按摩マッサージ指圧師) 一般社団法人 まほろば東京融合療法研究会付属施術所 所長 中国上海中医薬大学 解剖学短期研修修了 枇杷葉温圧療法 師範 (福寿弁天秘法 濱田家直系) 治療の主役は「あなた自身」です! 人には自らを治そうとする自己治癒力があります。その力を最大限に引き出し、整えてあげることで症状に対して根本的な側面からアプローチしていきます。 また東洋医学では病気になる前に治療や養生をして未然に防ごうということを「未病知」といいます。当院はこの病気になる前の"予防"にも力を入れ、根拠のある施術、指導を行っていきます。
一色浩太
つるのこころ治療院院長(鍼灸按摩マッサージ指圧師)
一般社団法人 まほろば東京融合療法研究会付属施術所 所長
中国上海中医薬大学 解剖学短期研修修了
枇杷葉温圧療法 師範 (福寿弁天秘法 濱田家直系)
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