多くの人が悩む肩こりですが、肩こりで悩む大きな原因となっている生活習慣は、目を酷使している事です。 最近では事務処理も書類を書く代わりにパソコンで打ち込んで処理をしたり、日常業務は電話ではなく、メールで対応することが増えるなど、パソコンを使う機会が増えました。それに伴って、慢性的な眼精疲労に陥って、肩こりやめまい、その他の症状が発症してしまう、そんな人が増えているようです。 今回は目の疲労からくる肩こりについてご説明していきます。 1.パソコンやスマホ、ゲームのしすぎは毛様体筋にダメージがかかる!? 現代では、仕事以外でもネットでの買い物やニュースなどの情報集め、調べ物といったことでパソコンを長時間使用する機会は増えていますが、パソコン以外でもゲームやスマホを所持しながら四六時中目を酷使している人も多いはずです。 パソコンやスマホ、ゲームの画面を長時間見つめる事によって1箇所ばかりに視線が集中してしまうので、自然とまばたきの回数が減ってドライアイ状態になったり、液晶画面の悪影響によって目精疲労に陥ってしまうのです。 視線を1箇所に長時間集中させている事によって姿勢も自然と固まってしまうので、首から肩周りの血流が滞り、肩こりへとつながるのです。 それが毎日長時間繰り返される訳ですから、疲労回復のために睡眠を十分とったとしても改善されないケースも多いのです。 ドライアイや目精疲労回復のコツとは? ドライアイの解消法としてポピュラーなのが、目が乾燥していると感じたら目薬を差す事です。 目薬には涙と似た成分の塩化ナトリウムや塩化カリウム、保湿力の高いヒアルロン酸等が成分に配合されているものなどがあります。 薬局に行き薬剤師さんとドライアイ専用の目薬を探すといいでしょう。 目の渇きが改善されるだけでも目の疲労度がかなり穏やかになるので、頭や肩の周りの神経の負担も自然と減ってくる事でしょう。 目の周りを温めたり冷やしたりしてほどよい刺激を与えてあげる 保冷剤入りのアイマスクをしたり温タオルで温めたりといった風に、目の周りの血流に刺激を与える事によって滞っていた血流を促進させる事が出来ます。 肩や目の周りといったパーツは大変ナイーブなので、無理なマッサージをするよりは冷やしたり、温めたり、ツボを押したりといったケアの方が安全で毎日継続しても負担がないのです。 こういった専用のグッズもドラッグストアやバラエティショップ等で手軽に購入できるので、揃えておくと長期間活用出来て目のケアにはおすすめです。 肩こりにはコンスタンスなストレッチが大事 肩こりをはじめ、痛みやコリなど身体の不調全般について言えることですが、長時間同じ姿勢で作業をした場合にはコンスタンスなストレッチが大切です。 作業の合間に目を左右、上下に動かしてみる、ぱちぱち開いたり閉じたりする、腕をぐるぐる回すといった肩や首を使うストレッチをすると、滞っていた血流の流れもスムーズに改善されていくでしょう。 まとめ いかがでしたか?肩こりの原因も実は普段の生活習慣の中に潜んでいたといった事がわかれば、自然とその改善方法もわかってきますよね。 肩こりが慢性的にならないようにも、普段からしっかりケアを心がけていきたいですね。
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