「眼精疲労はちょっとした症状だから大丈夫。」と思っていると、めまいを感じるほど酷い症状に発展していることもあります。 めまいを感じると言うことは、体が危険信号を発していると言うことでもあります。 では、眼精疲労によるめまいを感じた時にできる対処法について見ていきましょう。 眼精疲労による「視性めまい」では、ふらつきが起こりやすい めまいには様々な種類が存在し、中でも眼精疲労によって起こるめまいを「視性めまい」と言います。 視性めまいの原因としては強い光によるダメージや空間認識障害などが考えられるのですが、実は眼精疲労も原因の一つです。 脳が視覚の異常を認識すると、めまいを引き起こすことがあります。 ただ、眼精疲労の場合には、だんだんと悪化していくうちに血行不良も併発して、ふらつきが起こりやすくなります。 目の使用を最小限に抑えること 眼精疲労によるめまいを感じた時に、まず心掛けたいことが目を休ませる時間を増やすことです。 仕事上パソコンを使用したり、机の上の書類を見ることは仕方ないにしても、プライベートの時間まで目を酷使していませんか。 特にスマホが普及している現代では、プライベートの時間は長時間スマホを見ている人も多いのではないでしょうか。 まず、仕事で目を使う人はこまめに休憩を取り、休憩中に目を閉じたり、遠くの景色を見たりして目を休めながら作業しましょう。 蒸しタオルで目を温めて、目の周辺の血行を良くするのもお勧めです。 それから、プライベートの時間のスマホの使用は、なるべく短時間に抑えましょう。 目に負担のかからない環境を整えること 眼精疲労によるめまいを感じたら、普段自分の過ごしている環境を見直してみることも重要です。 例えば、窓から強い光が差し込んできたり、パソコンの画面が明るすぎてしまったりすると、眩しさで目が疲れてしまいます。 パソコンの画面に関しても、顔の正面から見るのではなく、目よりも若干下くらいの位置にして見下ろせるようにするのが良いでしょう。 また、エアコンの風もドライアイの原因になりますので、できる範囲で調整しましょう。 適度な運動でリフレッシュすること 「眼精疲労で、しかもめまいまで起こっているのに運動?」と思う人もいるかも知れません。 もちろん、めまいで辛い時には、無理にとは言いません。 ただ、ウォーキングのような軽い運動には全身の血液の流れを良くして、眼精疲労やめまいを改善する効果が期待できます。 外の空気を吸うだけでも心身のリフレッシュになりますので、ぜひ日常的に適度な運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。 まとめ 眼精疲労による視性めまいでふらつくのは、体の危険信号なのかも知れません。 視性めまいを軽減するためには、まず長時間の目を使う作業の合間に適度に休憩を入れて、意識的に目を休ませることです。 そして、パソコンの画面、部屋の明るさ、エアコンの風など、目に負担のかからない環境づくりを心掛けることも大切です。 また、適度な運動を日常的に取り入れて、心身をリフレッシュさせることも視性めまいの改善に効果的です。
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