交通事故などでむちうちになっても当日のうちには症状が現れず、治療には気が進まない人もいるかも知れません。 しかし、翌日以降に首やその周辺の痛み、頭痛、めまい、吐き気などの症状が起こって診察を受けると、むちうちと診断されることが多いものです。 そして、治療を進めていくのですが、なかなか治療の効果が現れないことも少なくありません。 では、こんな時には、一体どうしたら良いのでしょうか。 むちうちの治療はリハビリ むちうちと診断された時に行う治療法と言えば、大抵は運動機能を取り戻すためのリハビリです。 「電気療法」と言って、体に電気を流して神経に刺激を与えることで、体が持っている治癒力を発揮させる治療法があります。 それから、首を牽引して脊椎や椎間板の歪みを矯正して、脊椎周りの神経の圧迫を軽減する治療法もあります。 この他には、マッサージで治療を行うこともあったり、違う治療法があったりと、施術者の考え方、扱っている技術で様々です。 治療期間は3ヶ月くらいが目安 「いつになったら、むちうちのによる不快感から解放されるのだろう?」と不安に思っている人は多いでしょう。 もちろん、むちうちの治療期間は、症状の度合いによって大きく異なります。 ただ、平均的な治療期間は3ヶ月くらいと言われていますので、3ヶ月くらいを目安に治療法が合っているかどうかを判断しましょう。 リハビリを始めて3ヶ月くらい経過しても改善が見られなければ、セカンドオピニオンを求めることもひとつの方法です。 肩に負担のかかりやすい生活で、治療効果が見られないのかも! リハビリを続けてもむちうちによる肩の痛みが改善しない場合、まず考えられることは肩に負担のかかりやすい生活を送っていることです。 むちうちといっても様々な種類があるので、一概にはいえませんが、肩に痛みが起きる原因は筋肉の収縮が起こっている状態であるケースが多いです。そのため、肩に負担のかかりやすい生活を送っていると、いくらリハビリをしてもなかなか改善しないケースも出てくるのです。 筋肉の低下や神経の異常で、治療効果が見られないことも! リハビリによる治療でむちうちが改善しない場合、肩に負担のかかりやすい生活の他に、筋肉の低下に原因が潜んでいることもあります。 痛みを感じる部分を使わないようにして、他の筋肉で庇ってばかりいると、他の筋肉に極度な負担がかかる上に患部の筋肉はどんどん衰えてしまいます。 また。治療の効果が見られないのには、神経の異常に原因がある場合も考えられます。 もちろん、病院ではレントゲン、MRIなどの画像検査を行うのですが、神経の断裂や細かい傷に関しては判断できないことがあります。 まとめ むちうちになると、電気療法や牽引、マッサージなどのリハビリによる治療を進めていくことが多いです。 リハビリによる治療を行っていれば、症状は3ヶ月くらいで改善することが多いようですが、中には全く治療による効果が見られないこともあります。 この場合に考えられるのが、肩に負担のかかりやすい生活、筋肉の低下、神経の異常などです。 中々改善しない場合は、セカンドオピニオンを求めることも大切です。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします