寝違えになった時には、どういうテーピング方法で患部を固定したら良いのか分かりますか。 テーピングで患部を固定するのには、そもそも患部を動かさないよう安静にすると言うメリットがあります。 ですので、この目的を果たさないようなテーピング方法では、やらないのと同じようなものです。 では、寝違えの時のテーピング方法について見ていきましょう。 テーピングを行うのはアイシングの後! 寝違えになった時の患部は炎症を起こしているときは、テーピングより先にやることがあります。 それは「アイシング」です。 テーピングをしてその上からアイシングをしようとする人もいますが、まずやるべきことはアイシングです。 テーピングは、患部の熱を冷ましてから行いましょう。 テープは伸縮性、通気性のあるものがお勧め! 寝違えた部分を固定するための正しいテーピングの方法を実践する前に、テープの選び方もとても大切です。 寝違えによる炎症は3日以内で治まることが多いのですが、それまで長い間テーピングをすることになります。 このように考えると、当然心地良く使えるものを選ぶに越したことはありません。 そこで、お勧めのテープは、伸縮性があって極端に動きを妨げないもの、通気性があって蒸れにくいものです。 他にも、テープの種類によって様々なメリットが考えられますので、自分に合ったものを賢く選びましょう。 Y字テープを用意してテーピングをしよう! 寝違えのテーピング方法を実践する前に、まずは幅5cm、長さ15㎝のテープを用意しましょう。 そして、幅が半分になるように、テープの端より3㎝の長さになる場所から真っ直ぐカットしてY字型にします。 できたテープの半分にカットしていない部分だけ裏紙を剥がし、うつむいた状態で髪の生え際より若干下にテープの端を貼ります。 さらに、二股部分は首の飛び出た骨に貼ります。 今度は、うつむき状態のまま首を右に傾けて顔を右向きにし、右手でY字の左端を左肩甲骨の内側上の角方向に貼ります。 次は、うつむき状態で首を左に傾けて顔を左向きにして、左手でY字の右端を右肩甲骨の内側上の角方向に貼ります。 首の後ろの靭帯や筋肉を引っ張りすぎないように! 先にご紹介した寝違え用のテーピング方法を実践する時には、テープを引っ張りすぎないように注意しましょう。 患部である首の後ろには靭帯や筋肉があり、これらは背骨に繋がっています。 テーピングで強く引っ張りすぎると、靭帯や筋肉と同時に背骨まで引っ張られて、靭帯や筋肉の負担、さらには背骨の歪みの原因になります。 また、寝違えを繰り返す原因にもなりますので、若干圧を感じるくらいが丁度良いです。 まとめ 寝違えて痛みを感じる部分を上手に固定するためには、テーピングの選び方、テーピング方法が大切です。 まずは、テーピングを選ぶポイントとして、伸縮性や通気性があるものが心地良く使いやすいです。 自分に合ったテーピングを選んだら、アイシングの後に患部にテープを貼ってみましょう。 首の後ろの靭帯や筋肉の引っ張りすぎには十分に注意しましょう。
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