変化する女性の体 こんにちは!NPO法人美えな塾の片山やよいです。 「えな」とは日本語の古語で子宮を包む膜のことです。 美しい子宮を作るために学べる場所があったらいいなと、2014年にNPO 法人を立ち上げました。 約10年骨盤エクササイズのトレーナーをしてきて、個人的に感じていること。 それは、ここ10〜15年で女性の体は変化してきている。ということです。 子供が欲しくてもなかなかできない人が増え、ようやく妊娠しても、40週という期間、安全に赤ちゃんを育てることが困難になったり、正常分娩という数は減り、帝王切開は1.5倍から2倍へ跳ね上がりました。 産後の尿漏れも、今では4人に一人の割合で悩まれているという報告もあります。 尿漏れはなかなか人に言えなくて人知れず悩んでいる方もいるとしたら、もっと数は増えるでしょう。 今回は、こうした体の悩みが増えている背景、そして、その改善方法についてご紹介していきたいと思います。 体の変化の根底にあるもの 一つは生活スタイルが和式から洋式へと変化し、畳の生活は椅子の生活へ。便器は便座になったことが考えられるのではないでしょうか? 日々の暮らしの中で、立ったりしゃがんだりを繰り返していた頃。自然と足腰は鍛えられ、適度な弾力とハリがあった。 今では小学生もしゃがんだら、かかとが浮いてしまう。またはひっくり返る。という子も少なくない時代へ突入してしまったのです。 椅子の背もたれに背中をもたれ、腹筋も出番は、なし。 その状態で育ってきて、いざ、出産の時だけ頑張れるか?と言っても、無理な話なのです。 体は、日頃の習慣で出来上がっていきます・ 今日、あなたは、何を食べ、何を感じ、どんな運動をしましたか? 続けられないあなたへ 運動がいいのはわかっていても、時間がないし、続けられない!!というあなた。 そんな方は、これならできる!を日常生活に組み込んでいく。ことです。 椅子に座る時、どんな姿勢で座っていますか? 背もたれに寄りかかって、膝を開いていませんか? これは見た目だけではなく、健康面にもダメージが・・・ 実はそのすわり姿勢だけで、内臓がさがりやすくなり、骨盤底筋群にはかなりの重力がかかり、尿漏れを助長させてしまう危険性があるのです。 実は、デスクワークの人の方が、体の歪みや腰痛、肩こりが激しいので、うまく取り入れて欲しいですね。 正しい姿勢で座る方法 1、 まず、お尻の下の左右の骨(二つの坐骨)を椅子につけるようにすわります。 2、 膝は90度の角度で膝の真下にかかとがくるようにしましょう。 3、お尻の穴と頭のてっぺんに軸が通ってるイメージをします。 3、 そのまま、かかとを意識して軽く床を押します。 これだけで、姿勢は改善し、背中が辛くなることもありません。 是非、覚えて実践してみてくださいね! やせなくても美人になれるくびれの魔法著者:片山 やよい出版社:CCCメディアハウス 筆者プロフィール 片山 やよい(かたやま やよい)/span> NPO法人「美えな塾」代表理事 NPO法人「美えな塾」代表理事約10年間に、延べ5万人への骨盤エクササイズを指導。 産後女性のボディリメイクから、マタニティ、妊活中、10代の若い女性...と活動が広がるにしたがって、近年の女性の骨盤の変化に危機感を覚える。 「心身を整える骨盤体操の指導」「女性自らが身体の正しい知識を身につける場の提供」を2つを軸に、骨盤の重要性についての啓蒙を広げるため、2014年NPO法人「美えな塾」を設立。 大学生、高校生の2児の母。
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筆者プロフィール
片山 やよい(かたやま やよい)/span>
NPO法人「美えな塾」代表理事
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