こんにちは(^-^)あかり整体の早岡由紀子です。 今日は「骨盤底筋群」のお話をしたいと思います。 仕事柄、女性のお身体を見させて頂くと、「骨盤底筋群」を強化しておくことは、とても大切だなぁって思うことが多くあります。 今後女性らしく健康的に過ごすために、骨盤底筋群の事を知って健康にお役立てくださいね(^-^) さてあなたは、骨盤底筋群を詳しくご存知ですか? 骨盤底筋群は体の機能を正常に保つための大切な筋肉 体幹部(胴体)の一番底にあって内臓を支えているのが骨盤底筋。 力を入れると盛り上がる腕のような筋肉とは違いますが、体の機能を正常に保つために大切な筋肉(インナーマッスル)です。 骨盤は胴体の一番下にあって、頭・腕・胴体の重さを支えています。 骨盤も体を支えているのですが、その骨盤自体を支えるのに、最も重要なのはこの骨盤底筋となります。 骨盤底筋は、3つの大きな役割を担っています! 1.内臓を支える働き 2.尿・便・生理の経血を促す働き 3.赤ちゃんを生み出す働き 女性にとって、とても大切な役割を果たす筋肉となります。 では、骨盤底筋群を緩ませる原因は、何なのでしょうか? 骨盤底筋群を緩ませる6つの原因とは? 1.遺伝性 2.妊娠する 3.出産(経膣出産) 4.加齢による女性ホルモンの減少 5.便秘でトイレでいきむ 6.強く咳をする これらの原因が骨盤底筋群にダメージを与え、進行をさせてしまいます。 他にも、「肥満」「日常重い荷物を持つ」ということもありますが、これは直接の原因ではありませんが、症状の悪化に繋がるので、尿漏れがある人は、「痩せる」「重たい荷物を持つのをやめる」と、尿漏れが減る場合があります。 骨盤底筋群の前側が弱ると「尿漏れ」 後ろ側が弱ると「骨盤臓器脱」を引き起こす場合も 骨盤底筋群の前側にある筋肉のダメージを受けた場合の症状は「尿漏れ・尿失禁」骨盤底筋群の後ろ側にある筋肉のダメージを受けた場合の症状は、膣から子宮が出てくる「骨盤臓器脱・便もれ」を起こす場合もあります。 ちなみに、自分の意思でおならを止められない場合は、骨盤底筋群の後ろ側が弱っている可能性があると言われています。 女性の骨盤底筋群は、日々使われ、酷使もされています。 日々の生活でも、骨盤底筋群が弱る習慣がありますので、それを知り、予防や改善にお役立てください。 今は大丈夫でも、今後の予防に「骨盤底筋群」を鍛えておくのはとても大切になります。 悪い姿勢とお腹に力が入る動作は、骨盤底筋群を弱めるので要注意!! お腹に力が入る動作だけでなく、日々の何気ない姿勢や動作が、お腹に圧力をかけ、骨盤底筋を下へ押し出してしまう場合もあります。 骨盤底筋を強化するストレッチをコツコツ続けていても、お腹に圧力をかけてしまっては、せっかくの努力が残念な結果に。 自分の骨盤底筋を守る方法も一緒に知っておきましょう! では具体的に、どんな姿勢・動作が骨盤底筋群を弱めているのでしょうか? 骨盤底筋群が弱くなる7つの生活習慣と改善方法 1.座っている時、姿勢が悪い 背筋が真っ直ぐに伸びてなく呼吸をすると、腹圧がかかります。 改善法 骨盤を起こして腰を真っ直ぐに伸ばし、座る。 これだけでもお腹に余分な圧力がかかりにくくなります。 2.腹筋運動などの筋トレをしている お腹を縮める腹筋運動は、腹圧を高めて骨盤底筋群にダメージが起こります。 腹筋運動以外にも、腹圧がかかるストレッチは注意が必要です。 改善法 腹筋運動などのお腹に力を入れる筋トレは、骨盤底筋群をギュッと引き上げながら、行うことにより、骨盤底筋群への負担が少なくなります。 3.反り腰の姿勢になっている 腰を反らせる姿勢は、腹圧がかかります。ハイヒールを良く履く人は体の前後のバランスをとるために、反り腰気味になりやすいので注意! 改善法 腰がそりやすい人は、鏡の前で姿勢をチェックする癖をつけましょう。 外出時など、ショーウインドーなどで見るのもオススメ。 4.猫背になっている 横から身体を見た時に、反り腰は「く」の字。猫背は逆に「く」の字になります。 これも、腹圧がかかり骨盤底筋に負担がかかる姿勢です。 改善法 立つとき、座るときは、身体を真っ直ぐにして目線を上にします。 両肩を後ろにぐるっと回し、ストンと落とすと猫背を改善する姿勢となるので、こまめに行って、姿勢の良い状態を体に覚えさせましょう! 5.洋式トイレで、背筋を伸ばしていきむことが多い トイレで排便をしようといきむ時は、姿勢の良さが逆効果になります。この姿勢は排便だけでなく、骨盤底筋も下へと押し出す原因に・・。 改善法 身体を前に倒し、腰だけは真っ直ぐにすると、下へ向かう腹圧が骨盤底筋群の ダメージを最小にできます。 6.デスクワークのお仕事をしている デスクワークをしていると、猫背でお腹を縮めてる姿勢になりがち。 この姿勢を長く続けているとジワジワ骨盤底筋群に負担がかかります。 改善法 背もたれつきの椅子に座って、座面のいちばん奥におしりを収めると腰が真っ直ぐに伸びます。背もたれを有効に使ってください。 7.重たい荷物を持つことが多い 重たい荷物を持つときは、知らないうちにお腹に力が入っています。 これも骨盤底筋を下へ押し出してしまうので注意が必要です。 改善法 荷物を持つときは、ひざを曲げて腰を落とし、骨盤底筋群をギュッとしめながら、お腹に力を入れます。 これで骨盤底筋群だけでなく、腰も守れますよ♪ 最後に・・ いかがでしたでしょうか?あなたは上記の7つの姿勢・動作で当てはまる事柄はありましたか? 日々の生活で骨盤底筋群に負担をかける姿勢・動作を改善することで、骨盤底筋群が弱まって出てくる不調の予防に繋がります。 少しでも生活に取り入れて、女性にとって大切な役割を果たす骨盤底筋群を守り、日々快適に過ごせるといいですね(^-^) 筆者プロフィール 早岡由紀子 三重県四日市市の阿倉川駅近くにある、【女性専用】「あかり整体」院長。 「女性不調・女性ホルモンの調整・猫背・骨盤矯正・小顔矯正」など、女性のお悩みに特化した施術を行い、女性のお悩みを全て解消する整体院をめざし、日々頑張っております。 「FM三重・FMよっかいちにラジオ出演」「中日新聞・毎日新聞に掲載」「ミサワホームでセミナー講師を務める」など、これからも女性の「健康と美」のお手伝いをしていきたいです(*^-^*)
筆者プロフィール
早岡由紀子
三重県四日市市の阿倉川駅近くにある、
【女性専用】「あかり整体」院長。
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