パソコンやスマホの使用が日常化している多くの現代人が、ストレートネックによる首の痛みに悩まされています。 ストレートネックになると首の痛みだけではなく、目の痛みやめまい、頭痛、吐き気などの症状が起こることもあります。 さらに、症状が悪化すると、寝返りを打ったり、起き上がったりすることもできないほどの強い痛みに発展することもあります。 では、ストレートネックによる首の痛みを改善するためには、どういう対策を行ったらよいのでしょうか。 ストレートネックには習慣や筋力が関係している ストレートネックによる首の痛みが起こる原因として、まずは長時間のパソコンやスマホ、読書などが挙げられます。 画面や本を覗き込む姿勢が長時間続くと、首の骨の自然なカーブが失われて真っ直ぐ伸びやすくなります。 ストレートネックは、長時間勉強している子供にも多く見られます。 また、男性に比べて首の筋力の弱い女性は頭の重さを支えにくく、ストレートネックになりやすいと言われています。 マッサージや薬は根本的な対処にならない! ストレートネックによる首の痛みを改善しようと、一生懸命マッサージを行っている人も多いのではないでしょうか。 しかし、素人判断でのマッサージは、かえって首に負担をかけてしまうことにもなりかねません。 また」、即効性を期待して、痛み止めや筋肉を緩める薬を使用している人もいるのではないでしょうか。 このような対処法に関しても、根本的なストレートネックの改善に繋がらないことがほとんどです。 背筋を伸ばした状態で椅子に深めに座る ストレートネックによる首の痛みを改善するためには、日常的な姿勢から注意する必要があります。 まずは、椅子に腰掛ける時には、背筋は真っ直ぐ伸ばした状態で深めに腰掛けます。 そして、パソコンの画面を見る時、本を読む時もこのままの姿勢を維持して、顔が画面や本に近付かないように意識しましょう。 もちろん、立った状態でスマホの画面を見ている時も、真っ直ぐ背筋を伸ばして顔を画面に近付けないようにしてください。 長時間目を使う場合には1時間置きにストレッチを! 長時間パソコンやスマホを使用したり、本を読んだりする際には、気付いた時には何時間と集中していることもあるかも知れません。 しかし、ストレートネックによる痛みを予防、改善するためには、1時間置きに休憩を挟んでストレッチを行うのが良いでしょう。 ストレッチの方法としては、両手を手のひらが天井に向くように後ろ側で組んで、ゆっくりと息を吐きながら、上体を後ろに向かって反らします。 そのときに、そのまま組んだ両手も若干頭に近づけるように上に上げて3呼吸します。 その後ゆっくりと、元の姿勢に戻りましょう。 まとめ ストレートネックによる首の痛みは、パソコンやスマホの画面や本を覗き込む悪い姿勢を長時間続けることで起こることが多いものです。 特に男性に比べて首の筋力の少ない女性は、ストレートネックになりやすく注意が必要です。 ストレートネックによる痛みを改善するためには、マッサージや薬は一時的な対処にしかなりません。 それ以上に大切なことは、根本的な対処になる日常的に姿勢を正すこと、作業中に1時間置きのストレッチを心掛けることです。
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