腰痛で悩む日本人は2800万人いると言われております。 4人ひとりが不調を抱えているわけですが、半数近くの方が慢性的腰痛になっていると言われております。 これには理由があります。 原因が特定されない腰痛が全体の7割 腰痛になれば一番先に整形外科に行きますが、病院の検査やレントゲン診断では、原因が特定されない腰痛が全体の7割をしめているとも言われております。 湿布や薬を飲んでも治らない。そのためどんどん症状は慢性化してきて常に腰に爆弾を抱えているような状態に陥ります。 最近では原因不明の腰痛の原因はストレスや不安定な感情が関連しているとも発表されています。 病院で原因がわからないと言われた方達は、代替医療を受診する方が多いです。 その方の原因を突き止めると事ができれば、とても良い結果をうむことができます。 骨盤矯正によって慢性の腰痛が解消されるケースも 例えば骨盤矯正によって慢性の腰痛が解消されるケースがあります。 病院では骨盤を形成する仙腸関節と呼ばれる部分は、レントゲン診断では見つける事ができないために、「腰には何も問題がありません!」と言われてしまいます。 しかしご存知のように、左右の仙腸関節は、人間の体を支える土台になっているために、これが歪んでしまいますと、大変多くのトラブルを起こします。 左右の足の長さに違いが出るといった問題は、骨盤の歪みと密接に関連しています。 また背骨の側弯症(片方に曲がる症状)も骨盤が歪む事により体幹全体の姿勢が変わってしまいます。 椅子から立ち上がる瞬間に腰に痛みがでるといった腰痛の症状は、骨盤の傾きが原因で起こる代表的な腰痛です。 また左右の骨盤をつなぐ中心には仙骨という、背骨の根っこにあたる部分の場所があります。 体を前に曲げると腰の付け根が痛い。体を後ろに反らすと、腰が痛いという問題は、ほとんどが腰と仙骨の間の関節、腰仙関節が原因で起こります。 さらに仙骨は頭の後頭骨と連動して動きます。(硬膜の連結、迷走神経支配) したがって、頭と首の歪みの原因が、仙骨や腰に関連して歪みをつくる事が多々あります。 まとめ いかがでしたでしょうか。 私のクライアントにも、色々なところで腰を診てもらったが全然良くならなかったという方がいましたが、その方の首を矯正したところあれほど慢性的に痛かった腰が、一瞬で痛みが消失したという人もいます。 腰痛は単に腰の部分だけで起こる問題ではなく、身体全体を診てなおす事で原因不明と言われる症状も改善する事があるのです。 たった3分で弱ったカラダが復活する 真呼吸ストレッチ 著者:清水真 出版社:神宮館 筆者プロフィール 清水真 一般社団法人姿勢道普及協会理事長 一手技塾札幌代表 日本メンターコーチング協会コーチ 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター 整体師として延べ13万以上を施術。プロスポーツ選手(水泳五輪選手・プロ野球・プロサッカー・スノーボード女子選手等)の指導トレーナーとしても活躍。その経験から「姿勢を良くする健康体操」をテーマに著書を出版(4冊)。現在は企業講師・行政自治体講師・学校講師など全国で開催中。その傍らで、プロの治療家向けの手技塾。ブランディング講座。コンサル。マナー教育指導。ホスピタリティーコーチングなど業界の後進育成にも力を注いでいる。
筆者プロフィール
清水真
一般社団法人姿勢道普及協会理事長
一手技塾札幌代表
日本メンターコーチング協会コーチ
日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター
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