一生整体に通いたくない！そんな人のためのセルフケア【体幹編～大腰筋～】

はじめまして！大阪で整体サロンを経営しております中村です。 マッサージ、整体、ストレッチ、筋膜リリース・・・ ボディケアには色々な方法がありますが、どうせならより早く、より簡単に、苦痛なく、結果を得たくありませんか？ 当店では今までと少し視点を変えたケア法で施術に当たっています。 ウェイク(WAKE)ボディーワークメソッドです。 このメソッドでは人の活動する動き（運動能力）に重点を置いており、身体に出来てしまった負の動きのパターンに、今存在しているけど使えていない筋肉を活性化し、動きのシステムに組み込む事で身体能力の向上、疲れや痛みの根本解消を図ります。 今までは、硬い所、痛みがある所、張りがある所、いわゆる働きすぎている部分をゆるめる事が目的でしたが、WAKEではサボっている筋肉を働くようにする事が目的です。 一生整体やマッサージに通いたい！というわけではない方がほとんどだと思います。 それなら姿勢やゆがみだけでなく、それらの原因を作ってしまう『動き』を調整する必要があると感じました。 このたびWAKEボディワークメソッドをセルフケアとしておこなっていただく事で、皆様の生活が活性化すればと感じコラムを通して発信させていただく事にしました。 では、どんなことをして活性化させるのでしょう？ ”触れる”ことで筋肉を目覚めさせる ハードな筋トレでもつらい走り込みでも地道なヨガやピラティスでもありません。 使えていなかった筋肉を目覚めさせる方法、 それは”触れる”こと。 そうなんです。 活性化させるには伝達神経が弱くなっている部分を触れて刺激して伝わるように促していきます。 触れて刺激することにより伝達神経以外の血流もよくなります。 『触る筋トレ』と思っていただければ良いかと思います。 また、お好きで運動やエクササイズをされてるのであれば併用して下さい。 このメソッドとの相乗効果で健康が加速します。 触らなければ一生固まったまま動かせない筋肉が、少なからず誰にでもあります。 整体やマッサージであまり効果を得られない方に、自分の身体を心から愛する方に、 触る事で動かせる状態にすることを実現させたウェイクボディーワークメソッドを知っていただき、ライフスタイルの質を向上させていただければと思います。 まずは体幹から行っていきます。 大腰筋 身体の中で一番重要な筋肉は？と聞かれたら大腰筋と答えます。 腹筋や内臓よりも奥深くの腰椎から付着しているのが大腰筋です。 見てわかる通りおなかの奥の方の体幹、深層から始まっています。 大腰筋の主な働き ・ 体幹の安定 ・ 股関節を曲げる、仰向けから起き上がる ・ 股関節を外にねじる(あぐらをかく動き)なので、この筋肉がサボっていると 背骨が安定せず疲れたり、痛みがでやすくなる （階段でつまづく、寝ている状態から起き上がるのがしんどい・O脚になりやすいなど） 活性化の方法 ①おなかの真ん中から約５㎝外側の部分をおす イスなどに浅くかけて座っていただき、おへその高さで、おなかの真ん中から約５㎝外側の部分を、親指もしくは人差し指・中指でゆっくり押し込みます。 ②押している側の太もも(膝)を上げる 押し込んだ状態で、押している側の太もも(膝)を上げます。そしたらおなかの内側から盛り上がってくる筋肉があるのでそれを触ります。 人によっては触ると痛い場合もありますが、そこまで強く触る必要も無いので少し刺激がある程度の強さで触るようにします。 このときわかりにくいようだと、おなかをたわませるように上半身を前かがみにしていくと触りやすくなります。 ③筋肉を上から下まで触わる 足を上げ下げしながら筋肉を上から下まで触ります。 ④足を組んで太ももの骨や内転筋を触わる 一通り触ったら足を組んで太ももの骨や内転筋を股関節方向に触ります。骨までゆっくり押し込んでゴリゴリする感じです。 股関節の付け根辺りは筋肉のセンサーが集まっているのでしっかり目にやります。 ⑤手で太ももを真下に押す 太ももを少し挙げて外に少し開いた状態で、手で太ももを真下に押します。 それに対抗して太ももは押している手を押し返します。強さはそんなにいりません。この時触ったおなかあたりを意識します。 ⑥変化を感じる 最後に立って太ももを上げ下げして変化を感じて下さい。 動きやすくなったり可動域が増えていたらやり方は合っています。 動かせるうちに普段出来ない動きなどをやってみると刺激が入りそのままエクササイズと同じ効果があります。 説明がわかりにくい場合は遠慮なくご連絡下さい。 皆様の身体が今よりもっと生き生きしだす事を応援いたします。 筆者プロフィール 中村 公祐 BODY ACTIVATION SALON院長カラダリノベーター　／　フランス政府認可『フランス予防医学協会予防医学療法士』 筋紡錘と筋膜のスライドに着目し、活動する動き（運動能力）に重点を置いた『WAKE(ウェイク)ボディワークメソッド』を軸に、より早く,より簡単に,苦痛なく,結果が得られる施術、そしてある程度「自分の身体は自分で守る」事ができるように、セルフメンテナンス指導をおこなっています。