最近流行の腹割 シックスパックと呼ばれる腹筋の割れ目を効果的に作るには腹直筋(ふくちょくきん)を活性化するのが近道です。 腹直筋は恥骨からみぞおち近くの肋骨(ろっこつ)に繋がる筋肉です。 主に状態を曲げたり、寝転んだ状態で起こしたり、身体をねじる際に使います。 この筋肉が縮んだまま固まってしまうと、おなかに脂肪がつきやすくなったり、腰が曲がってきたり、動作がしにくくなったり…… また筋トレなどで鍛える!痩せる!!となっても、おなかの筋肉は身体の中で一番効果が出にくい部分なので、効果が出る前にあきらめてしまう事も多々あります。 そこで今回は、WAKEメソッドを使って効果の出る腹筋・くびれづくりの方法をご紹介したいと思います! この方法を使うことで、筋肉を繊維ごとに活性化させて、筋トレや身体を動かした効果がダイレクトに筋肉に伝わるようにする事ができ、筋力UP&ダイエットを加速させます。 触るだけ! その方法は触るだけ。 その方法はこちらです。 腹直筋は5つのブロックに分けて活性化します。 図のピンクのラインが触っていく部分です。 縦のラインは比較的触りやすいのですが、横のラインは少し腹筋に力をいれて浮き出させてへこむ部分を確認してから触りやすいです。 おへそを通るど真ん中のライン(白線)からはがすように触っていき、筋肉(ブロック)の中心に向かって引っ掛けながら触ります 白線から外に引っ掛けながら触る 横のライン ブロックの中心に向かって 引っ掛けるように触る 上部 肋骨の上をゴリゴリ 左右触り終わったら、触った部分を意識しながら寝転んだ状態から上体を起こしてみて下さい。 強さは必要ないのでおへそを見るくらいでオッケーです。動きのスムーズさや初動の早さが感じられるはずです。 腹斜筋 腹直筋でおなかを6つに割ってもくびれは作れません。横幅をぐいっと引き締め、ねじれの動作が快適にするには腹斜筋が有効です。 腹斜筋は二層のなっており身体の中心に対して外側の筋肉を外腹斜筋、内側の筋肉を内腹斜筋といいます。 この筋肉が働くと、体幹を捻る動きや左右に倒す動きが生まれます。逆に筋肉が使われなくなると、捻る動きや左右に倒す動きがしにくくなり、横腹に脂肪がつきやすくなります。 ねじる動きや倒す動きは、日常動作でよく使われます。歩くだけでも使われるので、この筋肉を活性化すると、日常生活を過ごしているだけで横腹は筋トレされているようになります。良くないですか?(笑) これをするかしないかで筋トレするかしないかぐらいの違いがあるので、是非お試し&継続してみて下さい。 ピンクのラインが触る部分です。腹直筋の外側のくぼみに沿って足方向に恥骨付近まで触ります。身体の外側にひっかけながら触ります。 そこから骨盤の上の渕に沿って、骨の上をぐりぐり。はがすイメージで触ります。このとき骨盤の上の渕の外側、真ん中と二回に分けて触ります。 親指で押すとわかりやすい 最後に肋骨の下の方(体の側面側)の骨をぐりぐり。 その後何度か上体を前のめりにしながらねじったり横に倒したりしてみて下さい。 触る時に強さは必要ありません。引っ掛けてそこからはがすような感覚でしていただければと思います。 WAKEメソッドは眠っている筋肉・関節・筋膜の機能を蘇らせる事で、いつもの動きをワークアウトに変えます。 是非お試し下さい。 筆者プロフィール 中村 公祐 BODY ACTIVATION SALON院長カラダリノベーター / フランス政府認可『フランス予防医学協会予防医学療法士』 筋紡錘と筋膜のスライドに着目し、活動する動き(運動能力)に重点を置いた『WAKE(ウェイク)ボディワークメソッド』を軸に、より早く,より簡単に,苦痛なく,結果が得られる施術、そしてある程度「自分の身体は自分で守る」事ができるように、セルフメンテナンス指導をおこなっています。
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筆者プロフィール
中村 公祐
BODY ACTIVATION SALON院長
カラダリノベーター / フランス政府認可『フランス予防医学協会予防医学療法士』
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