女性でO脚を気にしている方はとても多いです。 子供の頃にスピードスケートの選手をしていた私は膝の間に握りこぶしが入ってしまうくらいのO脚です。そんな私でも膝の内ももに力を入れるとがに股になっている足がピッタリついて、見た目にもO脚が気にならなくなります。 それをキープするためにあることをやっています! 今回はその方法を教えます。 O脚のタイプは大きく2種類ある 一般的にO脚になる原因は2つのタイプがあり、ひとつは生まれた時から足が曲がっている人(このタイプは完全に治ることはない)。そしてもう一つは年齢と共に体型が変化して起こるタイプに分類されます。 子供の時は筋力が弱いのでO脚よりもむしろX脚になっているお子さんの方が多いです。 それがだんだんスポーツや歩き方。生活習慣の姿勢などによってどんどん進行していきます。 スポーツや運動では偏った体の使い方をするために筋肉や関節がアンバランスになるのでO脚になりやすいです。 また女性は出産をすると骨盤が開いてしまうので、足の向きもガニ股になってしまいます。それを放っておくと、股関節や膝。足首の関節も歪んでいくので、やがて筋力が落ちた時に、変形性関節症になり治らないタイプのO脚へと進んでしまいます。 O脚を予防する2つのエクササイズ ではO脚を予防するためにはどうしたら良いか教えます。なるべく骨盤を正しい位置に保つ。内ももの筋力を落とさない。この二つを意識して行うと良いのが、椅子に座って行うエクササイズが有効です。 その1 まず椅子に深く腰掛けて背もたれを利用して、骨盤、背骨の位置を安定させます。その姿勢から膝の間にタオルを入れて、それを挟むように太ももに力をいれます。10秒間力を入れ続けて筋肉を緊張させてゆるめます。これを何回か繰り替えします。 その2 また正しい座り方をキープした状態から足の筋力を強くする体操もできます。 片方の足を上がるところまで持ち上げて10秒間維持をする(太ももの筋肉を緊張せる)左右行います。また片方の足を真っ直ぐに伸ばして10秒間維持をする。 左右数回行う。これらのエクササイズによって骨盤と足の筋肉を強化して、O脚を予防する効果があります。 テレビを見ながら、オフィスで仕事をしながら簡単にできるのでぜひ行ってみましょう。 たった3分で弱ったカラダが復活する 真呼吸ストレッチ 著者:清水真 出版社:神宮館 筆者プロフィール 清水真 一般社団法人姿勢道普及協会理事長 一手技塾札幌代表 日本メンターコーチング協会コーチ 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター 整体師として延べ13万以上を施術。プロスポーツ選手(水泳五輪選手・プロ野球・プロサッカー・スノーボード女子選手等)の指導トレーナーとしても活躍。その経験から「姿勢を良くする健康体操」をテーマに著書を出版(4冊)。現在は企業講師・行政自治体講師・学校講師など全国で開催中。その傍らで、プロの治療家向けの手技塾。ブランディング講座。コンサル。マナー教育指導。ホスピタリティーコーチングなど業界の後進育成にも力を注いでいる。
筆者プロフィール
清水真
一般社団法人姿勢道普及協会理事長
一手技塾札幌代表
日本メンターコーチング協会コーチ
日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター
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