2本の足で歩く人間は、重い頭を首が支え腰は上半身を支えて自由に運動する役目を担っています。背骨がSカーブであるのも、体を自由に動かすバランスを取る為なのです。姿勢が正しければ、疲れることも肩がこることもありません。 肩こりの大きな原因は姿勢からくる!? 胸を無理に張ると、背中の反りが大きくなり背骨が疲れるので肩こりが起こします。最近は、猫背を直そうとするあまりにお尻が後ろにいってしまう現代猫背が増えています。これが肩こりを酷くする原因にもなっていて自分では背筋を伸ばしているつもりでも、実際には肩こりを作り出しているのです。 立ち姿と歩く姿が美しければ肩はこらない 自然な姿勢で立ち、自然に歩けば重心はぶれないので肩にも力が入りません。腰から足を前に出すように歩くのが正しいのですが、高いヒールや足に合わない靴を履くことで膝が曲がり重心がぶれると姿勢が乱れて癖になります。この基本がずれてしまうと、座っていても背骨が曲がったままになり肩が緊張してこってしまいます。肩こりを治すには、姿勢を正して予防する事が大切なのです。 運動不足が肩こりを引き起こします 車社会化、高層ビルによるエスカレーターやエレベーターの利用が増えてから私達の歩く機会が激減しています。便利になったことにより、体を動かす時間が減ってきたのも肩こりが増えた原因にも繋がります。運動不足の解消に、わざわざスポーツクラブに通わなくても歩いたり体操したり、ストレッチでも充分効果があります。歩く事が少なくなると、体を動かす事が億劫になり筋力がどんどん低下します。そうなれば普段の生活もなんとなくダラダラしてしまい緊張感もなくなるわけです。歩く事が多くなればアクティブに体が作り上げられ、何事にも積極的になります。気持ちも引き締まると、背筋も真っ直ぐになるはず。先ずは歩く習慣をつけて、肩こりを予防しましょう! 疲れる前に休息を 体が疲れてから休むより、定期的に体を休めて動かすのが一番。仕事中でもトイレに立ったらチャンス!肩や首を回してほぐしてあげてください。忙しいからと体を休めないのが肩こりを悪化させています。 まとめ 複合的な原因が組合わさる事で起きる肩こり。先ずは「肩こりを起こさないように予防する」事から始めます。なってしまえば、マッサージやストレッチでほぐしていきますが「慢性化させない」事が何よりも大切な事です。その為には「肩こり予防」の為に姿勢を良くする事や、体を動かす事を日常的な習慣にするのが一番なのです。
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