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こんにちは! モズク治療院の新人整体師、小宮りんです。 現代はストレス社会とも呼ばれているくらいに、多くの人がストレスに伴う何らかの症状で悩まされているようですが、そんな中でも特に多い症状が、頭痛といわれています。 頭痛といっても実に様々な種類があります。 「こめかみが痛い」 「後頭部が痛い」 など頭痛を感じる「場所の違い」もあります。 「肩が凝ると痛くなる」 「生理の時に痛い」 「曇りの日に痛くなる」 など、頭痛を感じる「状況の違い」もあります。 また、刺すような痛みから違和感に近いものまで痛みの種類も様々です。 何かの病気じゃないかな、と不安になったり、原因はなんだろう、と気になっている人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、考えられる頭痛の原因、そしてその対処法を、まとめてご紹介していきたいと思います。 痛い場所の違いによる症状の変化 こめかみの左が痛い 原因の1つとして、片頭痛の可能性が考えられます。 前兆のある場合とない場合があります。ズキンと規則的な痛みが継続して起きるので、長い時には4~72時間と続くので日常生活に支障をきたしてしまいます。 血管の炎症、血管の拡張が原因とされています。 血液中の脂質が過剰になると血管の老化が進行するので、悪玉コレステロールや中性脂肪の数値を減らす努力をする必要があります。 中性脂肪が増えると、善玉コレステロールが減少して、余った悪玉コレステロールが血管壁に侵入して血管を傷つけてしまうのです。 悪玉コレステロールや中性脂肪を増やさないためには、まずは食生活の改善から見直す必要があります。 (※こめかみの右側が痛いで紹介している原因も、考えられます。) おすすめの食材はこちら ・納豆 イソフラボンが血流促進に役立ちます。 ・酢 クエン酸が豊富なので、コレステロールの分解を促進させて血流促進させる作用があります。 ・きのこ類 βーグルカンがコレステロールの増加をセーブしてくれます。 ・野菜類 抗酸化作用が高く、豊富に含まれる食物繊維が血糖値や血圧の急上昇をセーブしてくれます。 ・ネギやニンニク アリシン成分が、血栓を予防し、血流促進してくれます。 日々の食生活の中でコンディションを整えていく他にも、ストレッチやヨガをして血流がスムーズに流れるようにセルフケアしていく事も大切です。 症状がひどい時には、整体や整骨院で背骨と骨盤の歪みといった体の歪みを治してもらいながら、血液やリンパの流れがスムーズになるように整えてもらう事も大切です。 こめかみの右が痛い こちらも、先ほどあげたような片頭痛が原因だと考えられます。 それに加え、こちらもこめかみの左が痛い原因と共通して、肩こりや低気圧、睡眠不足、パソコンやスマホのしすぎによる眼瞼疲労、ストレスなどが考えられます。 痛みがそう激しくない場合には、血行促進マッサージや温シップ、睡眠や休息を充分とると改善する場合もあります。 頭痛が慢性化しないためにも、普段から規則正しい健康的な生活習慣を送るように心がけてください。 こめかみの両方が痛い こめかみの両方が痛い場合には、緊張型頭痛や片頭痛の可能性が考えられます。 症状が軽い場合には、肩こりや低気圧、睡眠不足といった事が要因であるでしょう。 もしも症状が重い場合にはそのまま放っておくと治りにくくなったり、脳溢血や脳梗塞といった事態も招きかねないので、気になる症状がある場合は、医療機関を早めに受診するように心がけてください。 日常的に起こる頭痛の原因 二日酔い 二日酔いで頭痛になる原因としては、アルコールを完全に消化できずに、体内でいろいろな障害が起きている事が考えられます。 アルコールを消化するためには大量のクエン酸と水分を要します。 もちろん二日酔はアルコールだけでなく、アデノシン、脱水症状、低血糖症、アセトアルデヒド、メタノールといった事が要因でも発生してしまいます。 元々肝臓機能が低下している人や、高齢の人、女性などは二日酔いの頭痛に見舞われやすいようです。 いつもお酒を飲む度に二日酔いの頭痛に悩まされている人は、自分はアルコールの代謝に対応しきれない体質なのだと把握するだけでも、飲酒の仕方は変わってくると思います。 自分の限度を見極めて飲酒するように心がけていきましょう。 睡眠不足 睡眠不足による頭痛の原因としては、睡眠によって筋肉や神経の疲労回復が充分に行われていない事が要因で起きるようです。 まだ若い時には回復力も早いのですが、だんだん年を取るに連れて、睡眠不足が続くと交感神経ばかりがフル回転してしまって余計に眠れなくなります。 慢性的な睡眠不足に陥らないためにも、普段から睡眠休息を充分にとっていってください。 生理痛 生理が始まる前には、女性ホルモンのプロゲステロンの分泌が盛んになります。 そのせいで、自律神経の乱れが起こります。 生理痛も毎月もしくは数か月おきに必ず起きる人とそうでない人がいます。 原因は様々ありますが、ひとつ例をあげると、骨盤の歪みによるものだといわれています。 骨盤が歪んでいて、ウエストのくびれの位置が左右異なる人は生理痛が起きやすいようです。 最近では仕事内容もパソコンを活用したデスクワークがメインとなってきていますよね。 椅子に座った時に片方の足を組んだり、頬ずえをついたり、体の左右のどちらかに体重をかけてしまった座り方が癖づいてしまうと、それで骨や骨盤に歪みが生じて血液やリンパの流れを滞らせる要因となってしまいます。 普段の座る姿勢が悪いと上半身の重みが内臓にかかってしまって、内臓機能に支障をきたしたり血液やリンパの流れを狂わせてしまうリスクが高まるのです。 そうならないためにも、普段椅子に座る時には、上半身の重みがお尻から太ももにバランスよく分配されるように背筋を伸ばして座る事が大切です。 すでにウエストの左右の位置がアンバランスな方は、整体や整骨院で骨盤矯正してもらうと良いでしょう。 風邪 風邪の時に頭がズキズキ痛むのは、鼻やのどといった体内の入り口となる穴の部分にマイコプラズマやクラミジアなどの細菌が感染しているのが原因です。 これらのウィルスや細菌と戦うためにと免疫細胞の白血球を増やそうと作用する事によって、血管が拡張されてその時に神経を圧迫してしまうので頭痛が生じてしまうのです。 気候 人間は元々低体温です。 さらに女性や老人は冷え性の人が多いので、気候の変化に体が対応できなくなる事によって体を冷やしてしまうと、急に血流が悪くなって頭痛が生じる場合もあります。 真夏日には気温が35~38度と急激に上昇したかと思えば、台風や夕立などが急激に訪れ気温が急下降する、なんて事も多いですよね。 その急な変化に体が対応できなくなって冷え性や肩こり、頭痛といった症状に悩まされるようになるのです。 これは自律神経の乱れによって起きるのですが、自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っていて血流とも深く関わりがあります。 交感神経が優位な状態だと血管が収縮して、副交感神経が優位な状態だと血管は弛緩します。 どちらか一方ばかりが作動するのではなく、交感神経と副交感神経の働きが交互にリズム的に作動するのが理想的です。 ケア方法としては、 ・アイマスクで眼瞼疲労を回復させる ・入浴して滞っている血流を促進させる ・夏場でも冷房で体を冷やさないように注意する 体温調節が出来るようにストールやカーディガンを持ち歩くのも良いでしょう。 温シップや首肩用のホットシートで温める事もおすすめです。 他にも気候の変化によって頭痛が生じる原因としては、気圧の変化が挙げられます。 雨の日や梅雨時期といった低気圧の時には地面にかかる圧力が低くなって、脳の血管をおさえていた圧力が低下します。 それによって、血管が拡張して神経を圧迫し、頭痛が生じてしまうのです。 特に車の事故やスポーツでの怪我などを経験した方は、気圧が下がる度に慢性的な頭痛や肩こりなどのむちうち症状に悩まされる方が多いようです。 自分でも血行促進マッサージやツボ押し、ストレッチを行う事は大切です。 しかし、セルフケアで頭痛が改善できない場合には、整体や整骨院で専門的な施術を受けると良いでしょう。 ストレス ストレスがかかる事によって交感神経が優位に働くようになります。 そうなってくると常に緊張状態が抜けなくて血管が収縮され、リンパの流れも滞るようになってしまいます。 そうすると、能にまでスムーズに血液が送れなくなり頭痛を引き起こしてしまうのです。 副交感神経と交換神経の働きを正常化するためには、心身を休ませてリラックスする時間を意識して作ってあげることが大切です。 例えば、夜は遅くとも12時までには寝て、朝早く起きる生活を送るといった体内時計のリズムを整えていく事がポイントです。 ストレス解消法としては、 ・アロマエッセンスの香りセラピー ・半身浴 ・ウォーキングやダンスエクササイズ、ストレッチやヨガといった有酸素運動 ・マッサージを受ける ストレスも慢性的になってくると体の不調だけでなく精神的なダメージがひどくなっていくので早めの対処が必要です。 日常的に起こる頭痛の対処法 緊張型頭痛 緊張型頭痛は、生涯において多くの人々が経験する一般的な頭痛の症状です。 ストレスによる原因が大きいのですが、ストレスがかかる事によって筋肉が収縮して血管が拡張します。 そうすると、交感神経が過剰に働いて血管がさらに収縮して血流が阻害されます。 その結果、酸素不足が起きて乳酸といった疲労物質が発生し、さらに筋肉が収縮していくといった負のスパイラルが起きてしまいます。 それで慢性的な症状に悩まされるようになるのです。 この負のスパイラルから脱出するためには、まずは血流やリンパの流れを整えてあげる必要があるので、普段から適度な運動を取り入れたり、ヨガやピラティスを取り入れて体の歪みを整えていく事が大切です。 自分だけで血流促進やリンパの流れを整えるのが難しいと判断した場合には、整体や整骨院に行って歪みを整えてもらったり、筋肉の緊張をほぐしてもらうと良いでしょう。 片頭痛 前兆のある片頭痛と前兆のない片頭痛とに分かれますが、生活していくのに支障をきたす可能性の高い頭痛なので、早めに治療していく事が大切です。 血管が拡張されて起きる事が多いのですが、血管を収縮させる作用のあるセロトニンというホルモンが血小板から放出されて、セロトニンが分解されて減少する時に血管が拡張するので頭痛が生じるのです。 それを防ぐためには、セロトニンホルモンの分泌をスムーズに作用させる必要があります。 セロトニンは実は能だけでなく腸の働きとも密接に関わっているので、まずは便秘を解消して腸内フローラ環境を整えてあげる事が大事です。 セロトニンの分泌を促すには、他にもダンスエクササイズなどのリズム運動を取り入れると良いようです。 セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれている大切なホルモンなので、普段から意識してコンディションを整えていきましょう。 他にも三叉神経血管の刺激によって血管が拡張する時に神経を圧迫する説もあります。 どちらにしても片頭痛の症状は数時間から数日間も長引いて、仕事や日常生活にも支障を生ずるようになる場合が多いので、早めに治療していく事が大切です。 群発頭痛 群発頭痛は、ある時期にだけ集中して起きる頭痛の症状です。 季節の変わり目に起きやすく、痛みが何十日も続くといった特徴をもっています。 男性に多いのが特徴で、場合によってはじっとしていられないぐらいの激しい痛みが発生する事もあります。 主な原因としては、アルコールの摂取によって気圧の変化や喫煙によって酸素が能に充分に届けられない事が挙げられます。 群発頭痛が生じている期間は飲酒や喫煙はストップしてください。 これほどの激しい症状を放っておくと脳溢血や脳梗塞に繋がりかねません。 早急に病院に行って検査してもらう必要があります。 慢性的な頭痛の対処法 脳などに起こる病気による頭痛と対処法 くも膜下出血や髄膜炎といった能の異常から生じる頭痛もあります。 これは急性頭痛といって、場合によっては死に至る場合もあったり、半身不随などの障害が生じる場合もあります。 早急に病院に行って検査をして、治療を開始する必要があります。 基本的には激痛が走る頭痛が生じた場合には、自然に治るまで放っておいたり、自分だけでなんとかしようと思わずに、手遅れにならないうちに早めに受診するようにしましょう。 まとめ 今回は考えられる頭痛の原因、そしてその対処法を、まとめてご紹介させていただきました。 頭痛の原因も一つずつみていくと、様々な原因があることが分かりますね。 血管の拡張による神経の圧迫から生じているケースも多くありますが、これに関しては、日々の生活習慣で改善していけるものもあります。 普段から交感神経と副交感神経の働きがスムーズに整うように体内時計通りの生活習慣を送る事が大切です。 頭痛の中には命の危険に関わる病気が原因のものもあります。気になる症状がある場合は必ず病院に行き、検査を受けることが大切です。 病院に行ってもなかなか良くならない場合は、整体や整骨院、鍼灸院などを選択肢のひとつに入れてみてもいいでしょう。 施術で血流やリンパの流れも正常にすることで、改善できることもあります。 毎日を快適に過ごしていくためにも、頭痛は早めに対処していく事が大切です。 登場人物 小宮りん モズク治療院で新人整体師として頑張ってます! 整体歴2年の23歳。 骨格模型を眺めながらコーヒーを飲むのが趣味。 206個ある骨の中でも大腿骨が特に好き。 Twitterは初めてだけど、ドンドン絡んでください! 「ヘルモア」っていうサイトでコラム書いてます。 Twitterフォローはお気軽に♪。
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小宮りん
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