「不調になるとお腹が空かない。胃もたれがする・・・。」 「具合が悪いと食欲がなくなる・・・」 「夜にドカ食いして翌朝に胃もたれてしまった・・・」 こんな経験をみなさん一度はお持ちではないですか? こうした胃腸の働きは、実は自律神経という、「無意識のうちに支えられている神経」によってコントロールされています。 自律神経が乱れてしまうと胃腸がうまくはたらくことができず、胃腸の具合が悪くなってしまうのです。 胃腸は食物を消化し、次の器官へ送る作用があります。胃腸の働きが活発になると消化もうまくいき食べたものがスムーズにエネルギーに変わっていきます。元気に過ごすためには、胃腸のはたらきを良くすることが不可欠なのです! 今回は、鍼灸師である私が、自律神経を整え、胃腸の働きをよくするために使えるお灸についてお話ししていきたいと思います。 お灸のはたらきで胃腸を元気に まずは、お灸のはたらきについてお話ししましょう。 お灸は体に副作用なく、優しい刺激とお灸から伝わる暖かみやぬくもりで、全身の血流を促進させ、内臓である胃腸等を温め働きを助けてくれたり、自律神経の乱れを整える助けをしてくれます。 お灸はあくまで助けてくれるものであって、薬のように直接治してくれるわけではありません。しかし、その代わりに、副作用なく不調になってしまう、根本の原因である体質の改善をしてくれるのです。 お灸や鍼を代表とする東洋医学はその場しのぎの治療ではありません。その人の体質改善へと導いてくれます。 おすすめのツボ「足の三里」 セルフケア時におすすめなのが足の三里であります。膝の外側にある万能ツボでありますので効き目も高いです。 ぜひ試してみてくださいね! 便秘のツボ⑤足三里あしさんり。膝の皿の下、靭帯の外側にあるくぼみ、犢鼻(とくび)から指4本分。右足は右手で、左足は左手で、くぼみに人差し指の先を置くと、小指の先になります。 pic.twitter.com/JLTgvgPOhw— 時短・確実ダイエット法 (@thanku4ursince1) 2016年7月11日 さいごに いかがでしたでしょうか。 今回は、自律神経を整え、胃腸の働きをよくするためのお灸に関してお話ししました。 胃の調子を整えるには、胃の声を聞きながら食べる量を調整することも大切です。 胃腸は心とも関係しているため、強いストレスや不安、疲労が蓄積すると自律神経のバランスが崩れて食欲がわかなくなることがあります。 ここで無理に食べれば、胃腸に負担がかかります。食欲不振を感じたら身体からのSOSと捉えて無理に食べようとはせず、自然とお腹が空くのを待つのが良いと思います。休息をとったり、趣味でリフレッシュするうちに再び食欲が沸いてくることがあるのです。 ぜひ、今日お伝えしたことを頭の隅に置いておいて、健康で元気な毎日を過ごしてくださいね! 筆者プロフィール 洲崎 和広 すのさき鍼灸整骨院副院長 鍼灸師・柔道整復師・ケアマネージャーの資格を保有。北海道室蘭市で(院長)父親である 洲崎 理 がすのさき鍼灸整骨院を経営し30年以上が経ちました。そこで私も入り施術に従事しています。4年程デイサービスに勤務してデイサービスのセンター長もやりました。整形外科・整骨院・介護業界の経験を活かしてその人がその人らしく生きて明日への活力を与えるエネルギーステーションのような存在になれれば幸いです。
便秘のツボ⑤足三里
— 時短・確実ダイエット法 (@thanku4ursince1) 2016年7月11日
あしさんり。
膝の皿の下、靭帯の外側にあるくぼみ、犢鼻(とくび)から指4本分。右足は右手で、左足は左手で、くぼみに人差し指の先を置くと、小指の先になります。 pic.twitter.com/JLTgvgPOhw
筆者プロフィール
洲崎 和広
すのさき鍼灸整骨院副院長
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