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やる気が出ない。 誰にも会いたくない。 誰とも話したくない。 最近、こんな方が増えているようです。 部屋の片付けや掃除をやろうとは思うけど、思うだけで行動ができない。 「まっ、いいか・・・今度にしよう」と先延ばししてしまう。 どうしてもやらなくてはならないことはやるけど、やるのは今日でもいい、明日でもいい、いつでもいいということは必ず先延ばし。 やる気が出ないのは性格的に怠け者なんだとか精神的な異常だとか、歳のせいだと考えていませんか? それは大きな誤解です。 やる気とホルモン 結論からいうと、うつ病は『やる気ホルモンの分泌低下』です。セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどのやる気ホルモンの分泌が悪くなってやる気が出ない、行動ができない、仕事も休んで部屋に引き籠る、という状況になっているのです。 人間はやる気ホルモンが出れば行動力が出るのです。 あれをしよう、これをやろうと頭で考えただけで、若い時のようにサッと行動ができるのです。 やる気が出ました 80歳の女性でこんな方がいました。 部屋の掃除や片付けをしようとは思うけどやる気がでない。今日は簡単に済ませて明日はきちんとやろう!こんな毎日が続いていたのが、 あることをしただけで、『やる気が出ましてね!今まで気になっていた部屋の片付け・掃除を全部やりました。気がついたら17年経っておりましてね・・・! 押入れを開けたら汚れたシーツが15枚出てきました。それもコインランドリーで全部洗いました。すっきりしました。』 さらに『キウイが出なくなりましてね!』と大喜び。何のことかと思ったら、重い物を持つと肛門が脱けてキウイのように出てくる、いわゆる脱肛が治ったということでした。(これはうつとは関係のない付随効果ですが・・・) 他には『汚れた換気扇の掃除なんか私はやる気がしない。一生やることはないだろう』と思っていたのに、気がついたらペンチを持ってきて換気扇を外してピカピカに磨いていた自分に気がついた60歳の女性もいます。 また『私の中で革命が起きています。死ぬまでやらないと思っていた家具の移動ができました。部屋の大きな家具を移動して模様替えができたんです。 玄関先もきれいに掃除したら娘が「玄関がきれいだから家に帰るのが楽しい」と言ってくれました。』という70歳の女性。 他には「2年近く仕事を休職していて、あと2か月で職場復帰できないと解雇になってしまう」という『重度のうつ病』の男性がいました。 この方も、2か月後には規則的な生活ができるように回復し、元気に職場復帰を果たしています。 うつ病と糖尿病で10年間、仕事ができない、計算ができない、知らない所に行ったら帰ってこれない、3拍子揃った人がいました。 10年間は家と職場の往復だけで職場では座っているだけ。手首を切ったり排気ガスを引き込んだりの自殺未遂を2回という50歳後半の男性も見事に体調が回復し、さらに男性機能も回復しました。 やる気を出す方法 この方々に共通しているのは、やる気が出なかったのが、あることをしただけでやる気がでて、うつ病が改善したということです。 その『あること』とは背骨の神経圧迫を取り除いたことです。 具体的には、背骨(胸椎)3番の神経圧迫をなくすことで、やる気ホルモンの分泌が促されいわゆる『やる気』がでます。 人体の営みは脳からの指令でコントロールされていますが、脳の指令を伝える神経は首から背骨を通って全身に広がっています。物理的な要因で背骨の神経が圧迫を受け、脳からの指令がうまく伝わらなくなるとホルモンバランスが乱れて体調不良になります。 多くの場合、慢性的な病気の原因は背骨の神経圧迫が原因です。 もうひとつリンパの流れも重要ですが、この点は別の機会に改めて書くことにします。 実は私もうつ状態の経験があります。 息子が結婚して同居することになり、2階の屋根裏を物置部屋に改造しましたが、どんどん物が増えて収拾がつかなくなりました。棚を作って整理しないと何がどこにあるやらさっぱりわからず必要な時に取り出せません。 早く棚を作って整理をしなくてはいけないと毎日、気にはなるのですがやる気が出ないのです。ある時、思い切って背骨を治しました。 するとやる気が出たのです。 丸のことインパクトドラーバーと厚めのべニア板などを買ってきて、数日で棚を作ってしまいました。 収拾がつかなくなっていた物を棚に整理したら何がどこにあるのか一目でわかるようになり、すっきりしました。 自然治癒力 病気を治すのは薬でも器具でもありません。また他人が病気を治すわけでもありません。 まして私が治すわけではありません。(この謙虚さが大事なんです。) 病気を治すのは、人体に備わっているいわゆる自然治癒力です。 脳からの指令がうまく伝われば自然治癒力が正常に働いて体調は良くなります。 原理はシンプル。簡単なのです。 家族でやる気の出ない人がいたら試してみるとよくわかります。 筆者プロフィール 丸山 一郎 松縄骨法院院長 地元地方銀行に定年まで勤務し、妻の死を契機に定年後、日本古来の忍者の骨法療法を修 得し、開業して7年目になります。 今では憧れの師匠のように病気をズバリと言い当てるようになり、患者さんは北海道、鹿児島、東京、大阪、福岡など遠方からも来院。弟子は鹿児島、沖縄、滋賀、大阪等から15人が来院しました。中にはプロの施術家も弟子入りし効果の素晴らしさを絶賛していて年末にはドイツからも弟子入りの予定があります。 400年前の素晴らしい忍者の療法を後世に伝えたいという思いを胸に日々研鑽を重ねています。
筆者プロフィール
丸山 一郎
松縄骨法院院長
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