肩こりの原因は目の疲れと深く関係していた 肩こりの主な原因は、肩周辺の筋肉の緊張や血流不足によるものですが、目の疲れとも深く関係しています。眼精疲労は、目の痛み、目の乾き、ものが見えにくくなるといった症状として現れます。 目を酷使すると自律神経のバランスが崩れ血行不良を招く オフィスでの作業もパソコンが一般的になり、一日中画面を見続けている人も多いかと思います。また、スマートフォンの普及で夜布団に入っても寝る間際まで使い続けたり、夜遅くまで煌々とした照明の中で過ごしたり。そのように目を酷使することで、目の筋肉の緊張、疲労が起こり、肩こりにつながります。 ものを見るとき焦点を合わせるために目の筋肉を使いますが、酷使することで、その働きにかかわっている自律神経のバランスを崩すことがあると言われています。自律神経のバランスの乱れから交感神経の働きが優位になり、筋肉の血行不良を招き、こりが慢性化してしまうのです。 肩こりの症状で目が疲れやすくなり悪循環に陥る また、肩こりの症状が現れ始めると、目がどんどん疲れやすくなり、肩こりが強まるという悪循環に陥ります。目の筋肉ががんばりすぎると肩周辺の筋肉の緊張にもつながり、また目の疲れからくる乾きや文字が見えにくくなるなどの不快感をがまんすることが、自律神経のアンバランスを長引かせる原因となり、目の疲労と肩こりがどんどん悪化してしまいます。 疲れ目を予防する7つのポイント 目の使いすぎの自覚がある人は、以下の点に気をつけて、疲れ目からくる肩こりを予防、改善しましょう。 ・目に合ったメガネやコンタクトレンズを使う ・パソコンやスマートフォンの画面を長時間見続けない ・照明やディスプレイの明るさを調整する ・姿勢をよくする ・ヘッドマッサージやツボ押しなどで目の周辺の血行をよくする ・ストレスを解消する ・睡眠時間をたっぷりとる 血行促進に効果のある食材で疲れ目、肩こりを改善! また、バランスのよい食事をとるように心がけ、血行促進に効果のある食材をとりいれるとよいでしょう。 ・しょうが、にんにく、唐辛子などの薬味 ・玉ねぎ、ねぎ、にらなどの香味野菜 ・ビタミンEが豊富なアーモンド、かぼちゃ、サーモンなど 他に、目の健康によいと言われるアントシアニンを含むブルーベリー、ラズベリーなどのベリー類もおすすめです。 まとめ 日常生活から切っても切り離せない存在となったパソコンやスマートフォンですが、肩こりの人には要注意です。肩だけではなく目の健康にも気をつけていきましょう。
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