病気が原因で起こる頭痛を<二次性頭痛>と言います。生活習慣や血管が原因で起こる頭痛は一次頭痛と言い、気圧や温度、光、匂いのなどの環境変化に敏感になり過剰反応したために頭痛が起こります。軽度のめまいを伴う<緊張型頭痛>、緊張型頭痛と群発頭痛を合わせた<混合型頭痛に>、激しい痛みを感じる<群発頭痛>の3パターンに症状がに分かれます。ストレスが引き起こす頭痛は一次性頭痛になります。 ストレスは肉体的にも精神的にも悪影響 ストレスは肉体的にも精神的にも人に悪影響を及ぼします。そしてそれが長期化すると脳にも影響を与えるようになっていきます。 精神的・肉体的ストレス ・ネガティブな感情が芽生え気分的に落ち込みます。 ・意欲低下 ・睡眠不足になりやすい ・免疫機能が低下するため病気になりやすい。 長期化したストレス ・脳にも影響を与えます。判断力、集中力、持続力、認知能力などの低下 頭痛発症までの身体の仕組み ストレスと頭痛発症までの仕組みはどうなっているのでしょう。精神的ストレスと肉体的ストレスに分けてその仕組みをご紹介します。 精神的ストレスから頭痛の場合 精神的ストレスは自律神経に悪影響を与えます。活動量の多い日中に働く交感神経と睡眠中に働く副交感神経のバランスを乱してしまい、神経はいつも緊張状態となり、痛みの情報を脳に伝える痛みのコントロール機能が低下してしまうため頭痛が起こります。 肉体的ストレスから頭痛の場合 肉体的なストレスは筋肉を弛緩できずに緊張し続けます。緊張ばかりが続くと筋肉内組織への血液循環が悪くなり筋肉内に老廃物がたまり神経を刺激するため頭痛が起こります。 まとめ 急に痛みを感じる急性頭痛といつも痛みを感じている慢性頭痛。慢性頭痛になってしまうと、ほんのちょっとした要因でも頭痛を起こすきっかけとなります。頭痛が起こる前の予防対策も意識して取り組むことをお奨めします。外出時の予防対策として、人混みを避け、静かな日陰で休んだりなるべくストレスを感じないような生活を心掛け、帽子を使用したりと、直射日光から頭部を守りましょう。 また起床時に起こる頭痛には就寝前の水分補給や枕を低くして寝るなどの対応がお手軽で実践しやすい上に効果的です。原因や症状が多種多様な頭痛ですが、どのタイプの頭痛も生活習慣や食生活を健康的で規則正しい内容のものに変えるだけで不快な症状を軽減できます。
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