こんにちは、筋膜気功整体の尾崎です。 あなたは、 「肩がバリバリにこった!仕方ないから自分でマッサージしようかな」 と自分でマッサージをすることはあるのではないでしょうか。 その時、もしかしたらこんなことを考えていませんか? 「一番辛い場所が一番こっているだろう」 「一番辛い場所をマッサージしてほぐしたら早く楽になりそう」 「一番かたい場所をほぐすには強い握力などが必要不可欠」 はい、かくいう私もその通りだと思っていました。 そのために施術の前にこっている場所をしっかりと聞き、その箇所ばかりほぐそうとしていました。 しかし、実はそれだけでは肩こりは改善されないのです! 今回は、私の経験を基に編み出した「ひとりでもできる肩こり改善マッサージ」をご紹介します。 肩こりなどにお悩みの方は、ぜひご参考にしてくださいね。 肩をほぐすのは間違いだった! マッサージは、いくら時間をかけて行っても意味がありません。 なぜなら私も、 「1時間かけて施術したが少ししかほぐれない」 「逆にかたくなった気がする」 という経験をしてきたからです。 その後自分の体も実験対象にし、どのようなほぐし方がよいのか研究しました。 そこで分かってきたことがあります。 本当は、 ・一番辛いと感じている場所はそんなにこっていない ・一番辛い場所をマッサージしても多少ほぐれるがふにゃふにゃにはほぐれない という事実があるのです。 こりを改善するマッサージ方法! 「ふーん、じゃあ結局どこをほぐせばいいの?」 と思ったあなたに、「ひとりでもできる肩こり改善マッサージ」をお伝えします。 肩を30分マッサージするより、他の部位を10分ほぐした方が効率よく改善できますよ。 頭のマッサージ 頭にもコリができます。 特に一度もほぐしていない方がほとんどで、こっていることに気付いていません。 ほぐし方はこちらです。 耳の上の皮膚のたるみをつまみます。 耳の後ろに移動していきます。 つまむポイントをずらしながらつまめる箇所を増やしていきます。 こりすぎている方だと頭が出っ張っており、お客様から、 「これは骨ですよね?」 と聞かれることが多いのですが、ほとんどがかたくなったコリの場合が多く、ほぐし続けると頭の形も変わります。 指の関節のマッサージ 指の関節にもコリがあります。 なんと、こちらは四十肩や寝違いの原因にもなります。 特にケアして頂きたいのは指の第1関節の手のひら側(しわができる場所)になります。 少し指を曲げた状態で”しわを横から挟み込むような形にして”つまんでみてください。 胸の筋膜のマッサージ あとは胸の筋膜も気にしてほしいところです。 脇の下から指3個分くらい脇腹寄りにずれたところをつまんでみてください。 ふくらみの中に痛みを感じると思います。 その箇所は胸の筋肉と背中の筋肉のコリが集合する箇所で つまむことで胸と背中を同時にほぐせます。 皮膚が痛いと感じる部分が、こりです。 筋肉がかたくなると、筋膜の動きが悪くなり、筋膜がかたくなると、皮膚の動きも悪くなります。 何度もつまんでいると、ふとした瞬間に柔らかくなります。 その瞬間は、肩こりも楽になっていると思います。 分かりやすいように、動画も撮影しました。 下記からご確認ください。 マッサージの注意点! マッサージを行うにあたっての注意点が、2つだけあります。 ・皮膚があまりにも乾燥している場合はクリームなどで保湿してからつまんでください。 ・同じ箇所を連続で10秒以上つままないでください、必ず少しずつつまむ場所をずらすようにしてください。 刺激過多の状態が続くと皮膚組織を傷める可能性が高くなるので、お気をつけてくださいね。 まとめ いかがでしたか? 今回は、ひとりでもできる肩こり改善マッサージをご紹介しました。 このコラムをまとめると、肩こりで本当にこっている場所は ・頭 ・手の指の関節まわり ・胸の筋膜 となります。 不思議だと感じるでしょうが、肩自体をマッサージするよりも、頭や手や胸をマッサージした方が早く肩がほぐれますよ。 是非試してみてください! 筆者プロフィール 尾崎 洋平 筋膜気功整体院ラペル 院長 筋膜気功整体師 2016年8月時点での施術延べ人数は6000人強。 趣味はパデル(ラケットスポーツ)とヒトカラ。そして柴犬好きです。 毎日湯船につかりながら自分自身に施術をして、実績のあったものだけをお客様に提供しています。 これまで自分自身が歩けないくらいの膝痛、運動するだけで出る偏頭痛に悩んでいました。 色々な治療を受けても改善しなかったこの症状は自分自身への筋膜の施術で解消しました。 今では全く痛みはありません。 自分自身で実感したセルフケアや、整体の豆知識をシェアします。
筆者プロフィール
尾崎 洋平
筋膜気功整体院ラペル 院長
筋膜気功整体師
2016年8月時点での施術延べ人数は6000人強。
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