デスクワークが続いたあとは、背中の痛みが酷い!治す方法が知りたい!と思う方が多いのではないでしょうか。忙しいときの背中の重さは、社会人なら経験したことのある不快感でしょう。症状のひどい人だと、肩甲骨の間に刺されたような鋭い痛みを覚えることもあるようです。 背中の痛みとは、背筋の疲労がひきおこす不快症状です。背中の筋肉疲労を緩和することで、背中の痛みは大きく改善させることができます。 背中に筋肉疲労がおきる理由 もともポピュラーな背中の筋肉疲労の原因は、長時間同じ姿勢を続けることです。背中の痛みに悩む方に、デスクワークのOLさんたちが多いのは当然でしょう。 椅子に何時間も座り続けていると、上半身の動きが極端に少なくなります。このため肩と背中の筋肉の血行が悪化し、痛みを生じます。仕事でパソコンを使う場合はより深刻です。眼精疲労に加え、姿勢が前かがみになることで、背中によけいな負担がかかるからです。 上半身の姿勢を保つときに、腹筋の弱い女性は必要以上に背筋を酷使します。これも女性の間で、背中の痛みに悩む人が多い理由のひとつです。 背中と首のストレッチが効果的 背中の血行不良が痛みの原因となっている場合は、患部の筋肉のストレッチがお勧めです。首と背中上部をつないでいる僧坊筋を、意識して動かすようにしましょう。両肩を付け根から回したり、首を左右に倒して筋肉を伸ばしたりする動作が効果的です。 こうした簡単なストレッチなら、仕事や家事の合間にもできます。なるべく同じ姿勢を避け、できれば2時間おきのストレッチを普段から行うようにするといいでしょう。 痛みが慢性化している場合は、整体・鍼灸など治療院で診てもらうほうがいいかもしれません。プロの施術なら、背中全体をほどよく伸ばし、硬くなった筋肉にも柔軟性を取り戻すことができます。 冷えを遠ざけて背中の血行促進を 背中の血行不良は、患部の冷えによってもおこります。 エアコンの利いた屋内で長時間過ごすときは、筋肉を冷やさないような工夫が必要です。 首や肩を露出した服装は避け、スカーフやカーディガンなどで肌を冷風から守るようにしましょう。カイロや温熱シートを背中にあてることも、効果的な冷え性対策になります。 冷えがなかなか解消しない場合は、治療院の施術で改善を試みるのもいいでしょう。 まとめ デスクワークが不可欠な人にとって、背中の痛みは職業病ともいえるほど身近なものです。ストレッチと冷え性対策を普段から行い、不快な症状を遠ざけるようにしましょう。痛みが長引くようであれば、慢性化する前に病院などで施術を受けるのもいいでしょう。
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