休日に長距離ドライブ! 楽しい旅行を楽しみたいけど「車酔いが」心配! と、乗り物酔いに悩む人は結構多いです。 今回はそんな方のために、「乗り物酔い」を解消できる簡単な方法を教えます。 乗り物酔いの原因 乗物酔いは、乗物などの揺れによって起こる症状のことで、医学的には「動揺病」「加速度病」とも呼ばれます。 旅行や出張などでバスや車、電車、飛行機などに長時間乗った際に起こりやすく、また、船釣りや遊園地のアトラクションなどでもみられます。 乗り物酔いの原因は不規則な加速・減速の反復が、内耳のある三半規管や前庭を刺激することに よって起こります。 内耳への刺激が自律神経系や平衡感覚の乱れを引き起こし、その結果、顔面蒼白、冷汗、頭痛、 吐き気、嘔吐といった乗物酔いの症状があらわれます。 また、視覚や嗅覚からの不快感、精神的ストレスや酔うかもしれないという不安感も、乗物酔いの発現に関与しているといわれています。 先天的に三半規管が弱いタイプもいて、子供の時から乗り物が苦手な人。 めまいになやまされている方などは症状が起こりやすいです。 また自律神経が不安定でストレスが多い方、更年期障害などに悩まされている方にもみられます。 乗り物酔いを改善する!耳たぶ回しの方法 乗り物よいを解決するために一番オススメの方法は「耳たぶ回し」です。 耳を引っ張ると事で自律神経の緊張を緩和して、リンパ液の流れや脳の血流を改善します。 また平衡感覚やめまいに関与する感覚受容器のルフィニを刺激して、脳に運動錯覚を感じさせて、ふらつきや頭痛、めまいを鎮静化します。 やり方は耳たぶを少し斜め下に引っ張りながらゆっくり前回しに10回。 後ろ回しに10回繰り返します。3分ほど行っていると血流がよくなり手足が 暖かくなる方もいます。 また足踏みをしながら行う。口を開けたり閉じたりして行う事でさらに相乗効果も期待できます。 さいごに いかがでしたでしょうか。 耳にはツボがたくさん存在します。その数は100以上と言われています。 耳を動かすだけでこれらのツボが刺激され、乗り物酔いやめまいだでなく、眼精疲労、顎関節症、血圧、顔のむくみにも良い効果が期待できます。 ぜひ一度お試しください。 たった3分で弱ったカラダが復活する 真呼吸ストレッチ 著者:清水真 出版社:神宮館 筆者プロフィール 清水真 一般社団法人姿勢道普及協会理事長 一手技塾札幌代表 日本メンターコーチング協会コーチ 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター 整体師として延べ13万以上を施術。プロスポーツ選手(水泳五輪選手・プロ野球・プロサッカー・スノーボード女子選手等)の指導トレーナーとしても活躍。その経験から「姿勢を良くする健康体操」をテーマに著書を出版(4冊)。現在は企業講師・行政自治体講師・学校講師など全国で開催中。その傍らで、プロの治療家向けの手技塾。ブランディング講座。コンサル。マナー教育指導。ホスピタリティーコーチングなど業界の後進育成にも力を注いでいる。
筆者プロフィール
清水真
一般社団法人姿勢道普及協会理事長
一手技塾札幌代表
日本メンターコーチング協会コーチ
日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター
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