心理的なストレスも腰痛の原因に 当院のご相談件数の中でも一番多い症状が腰痛です。 10人に1人は腰痛を抱えており、特に働く世代で腰痛に悩まされる人は増えています。 その要因として考えられることとして、オフィスワークが増えた結果、座る姿勢が腰に負担をかけていることや、運動不足による筋力の低下などがあります。 また、心理的なストレス(怒りやヒステリーなど)も腰痛誘発の原因になりますが、「食べ物」が関係していることもあります。 今回はこの腰痛の原因にについて、詳しくお話をしていきたいと思います。 腰痛予防の第一は生活習慣の見直し 多くのクライアントを診てきた経験から、腰痛からの回復スピードは年齢や性別に関係なく、毎日の生活習慣でのマイナス面が症状の治癒を決めているようです。 例えば同じ20代の人が腰痛の悩みを抱えて来院しても、2〜3回の施術ですぐに良くなる人と、痛みが繰り返し起こり、なかなか消失しない人がいます。その差を決めているのは、「どれだけ腰に悪い生活をしているか」です。 本人に自覚がなくても、腰へのダメージは蓄積されていきます。 腰痛予防の第一は生活習慣の見直しが大事です。 甘いお菓子が原因であることも! 以前 椎間板ヘルニアを抱えた30代男性が相談に来られました。 過去に一度同じ症状が起こり、足の痺れがひどく最終的に手術をした経験があります。 その後 数年に1回 必ずぎっくり腰を起こして、病院に通って症状を治してもらっていました。 しかし今回は遂に両足が痺れるようになり、病院で手術を勧められていました。 なんとか良くなる方法はないかと、私の院にたどり着きました。 腰の歪みがとても強く、月に何度も施術を受けてもらいようやく三ヶ月後に回復することができました。 通院中にどうして腰痛が起こるのか? クライアントさんにも真剣に考えてもらい、仕事中の姿勢や動作に気をつけてもらい、これから腰痛が再発しないように予防をしてもらいました。 カウンセリングの中で気になったのが、「甘いお菓子」が大好きだという事です。 ほぼ毎日チョコレートやお菓子を口にしており、それが良くない事だと本人は自覚していませんでした。 甘いお菓子が腰痛を招く理由 腰痛を持病に持っている人に「甘い物」がとても好きな方がいらっしゃいます。 実は糖分の過剰摂取は、リン比率を高めてしまい骨のカルシウム吸収を妨げてしまい関節の強度が弱まります。 また腎機能に負担がかかり、疲れがたまると腰の上辺りが張ってきてしまいます。 その他にもホルモンバランスの変調、精神的イライラが増える、老化物質AGEsが増える、などの助長を生みます。 さいごに いかがでしたでしょうか? 腰痛を予防するためには食生活での糖質過多を気をつけるのも大事なポイントです。 心当たりのある方は、今日から気をつけましょう。 たった3分で弱ったカラダが復活する 真呼吸ストレッチ 著者:清水真 出版社:神宮館 筆者プロフィール 清水真 一般社団法人姿勢道普及協会理事長 一手技塾札幌代表 日本メンターコーチング協会コーチ 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター 整体師として延べ13万以上を施術。プロスポーツ選手(水泳五輪選手・プロ野球・プロサッカー・スノーボード女子選手等)の指導トレーナーとしても活躍。その経験から「姿勢を良くする健康体操」をテーマに著書を出版(4冊)。現在は企業講師・行政自治体講師・学校講師など全国で開催中。その傍らで、プロの治療家向けの手技塾。ブランディング講座。コンサル。マナー教育指導。ホスピタリティーコーチングなど業界の後進育成にも力を注いでいる。
筆者プロフィール
清水真
一般社団法人姿勢道普及協会理事長
一手技塾札幌代表
日本メンターコーチング協会コーチ
日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター
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