勤務時間のほとんどを、机に向かって仕事している方は結構多いと思います。 長時間同じ姿勢で作業をしていると筋肉、関節も疲労を起こすので、肩こりや腰痛で悩んでいる方も多いのではないでしょうか? パソコン入力や数字の管理をしている方の中には、 「夕方近くになると視界が白くかすんできて文字や数字がよく見えない!」 といった悩みがでてくる方もいるでしょう。 今回はそんな悩みを持つ貴方にとっておきの、かすみ目を予防する方法をお伝えします。 なぜかすみ目が起きるのか? なぜかすみ目が起こるのか、その理由をまずは説明していきます。 目は、遠くを見る時、水晶体のレンズを薄くしてピントを合わせます。反対に近くを見る時には毛様体筋を緊張させて、水晶体を膨らませてピントを合わせますが、長時間目を酷使続けると、目のピントを合わせるこの毛様体の筋肉が緊張して、働くが鈍くなります。 また、緊張状態が長時間続くと筋肉弾力が失われ、眼圧もあがり、涙の分泌や血流の循環も悪くなります。 それがやがて老眼、白内障、緑内障という大きな目の病気に繋がっていきます。 かすみ目を予防・改善!3つの方法 1.あたためる 目の筋肉の緊張を和らげるのであればアイマスクや蒸しタオルで温めてあげることで、筋肉の緊張が和らぎます。 2.瞬きでストレッチ 瞬きを強く数回するだけでも毛様体筋をストレッチすることができます。涙腺が刺激されドライアイの不調にもよい刺激がおこります。 3.アイプレッシャー 今回、もう一つお勧めしたい予防法があります。私たちセラピストが眼精疲労を訴える方に行う施術の一つで「アイプレッシャー」という施術があります。 1.眉毛の上に両手の母子球(親指の付け根の膨らみ)に当てる ▼ 2.上から下に向かって圧をかけて、左右それぞれの手を鼻の付け根に向かってリズミカルに押圧する (20〜30回 温めた後に行うと、さらに効果的) 眉弓部は前頭骨にあたる部分で、ここを刺激することで目の筋肉の緊張を和らげたり、血行を促進する働きが期待できます。 眼精疲労からくる頭痛の時にも役立ちます。 私のクライアントにもこのやり方を教えています。 実践された方から ・とても目が明るくなる ・視力が一時的に上がった ・眼圧の数値が軽快された という声をいただいています。 さいごに いかがでしたでしょうか。 この愛プレッシャーは1日何回か行うと良いです。目の疲労は仕事の能率を妨げます。 反対に目をケアすることで仕事の疲労も軽減できます。 ぜひ悩んでいる方は実践してみてください。 たった3分で弱ったカラダが復活する 真呼吸ストレッチ 著者:清水真 出版社:神宮館 筆者プロフィール 清水真 一般社団法人姿勢道普及協会理事長 一手技塾札幌代表 日本メンターコーチング協会コーチ 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター 整体師として延べ13万以上を施術。プロスポーツ選手(水泳五輪選手・プロ野球・プロサッカー・スノーボード女子選手等)の指導トレーナーとしても活躍。その経験から「姿勢を良くする健康体操」をテーマに著書を出版(4冊)。現在は企業講師・行政自治体講師・学校講師など全国で開催中。その傍らで、プロの治療家向けの手技塾。ブランディング講座。コンサル。マナー教育指導。ホスピタリティーコーチングなど業界の後進育成にも力を注いでいる。
筆者プロフィール
清水真
一般社団法人姿勢道普及協会理事長
一手技塾札幌代表
日本メンターコーチング協会コーチ
日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター
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