慢性の腰痛に悩んだあげくに病院で『あなたは腰椎分離症ですね』と言われればショックもおおきいでしょう。腰椎分離症は、自分でなんとか出来る腰痛ではありません。自分の体に何が起こったのか、原因は何かを知ることで治りも早くなります。悪化して手術しかなくなる前に、しっかりと予防を始めましょう。 腰痛分離症とは 分離症は椎間板の後ろにある椎間関節の椎弓が折れてしまう・骨折してしまうことにより骨が離れている状態です。骨を骨で支える部分が疲労骨折していると考えれば解りやすいですね。激しいスポーツ等で骨が疲労し起こるので、普段は軽い腰痛ぐらいにしか感じません。 少年期や青年期になっても気がつきにくいので、成長してから『腰痛分離症だった』と知る人もいる程です。運動すると腰が痛い・後ろに腰を反ると痛むから始まり加齢で鈍痛と共に重い荷物を持つと痛みます。そのまま放っておくと腰椎がずれてしまいすべり症を同時に発症してしまいます。 初期の段階なら、コルセットを用いて骨を繋げていきますが、すべり症も起きると骨が癒合しなくなります。折れた状態では不安定になるので、安静にして腰に負担を掛けないようにしていく事が大切です。症状が酷くなると、手術で骨を固定する事を考えなくてはいけなくなるケースもあります。 手術以外の方法として治療院に相談することも 「手術しかないと言われたけどどうしても手術を受けたくない!」そんな人も多いかと思います。 腰椎分離症で手術しか治療の方法はないと言われていても、整体などの治療院で回復するケースもあります。 腰椎分離症の治療を得意とする治療院もありますので、一度相談して施術を受けてみることもひとつの選択肢としておくのもいいでしょう。 まとめ 手術は余程の事情や、体の状態が悪いなどを除けば保存治療を勧めます。医師が進めても決断するのは患者自身です。手術は圧迫を取り去ったり、骨を安定させる為に行うので、安定させる事により回りの組織に傷をつけてしまうケースもあります。微妙なズレや筋肉の緊張により腰椎分離の痛みが強くなるのであれば、鍼灸や整体、セルフケア等を行いながら症状を軽くする事も出来る場合があります。手術をする前に一度腰椎分離症の治療を専門とする治療院に相談してみるといいでしょう。
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