狭窄症は首にも起こります!痛みの原因を知ってますか? 最近ではスマホやタブレットが普及した為に、首から肩に掛けての痛みを感じる人が増えてきました。首が左右に曲げられなかったり、後ろに倒すと痛かったりするのはストレートネックが考えられますが、首から肩にしびれを感じたり腕や指にしびれを感じるようになると、頸部脊柱管狭窄症を疑ってみてください。 脊柱管が狭くなり神経が圧迫され痛みやしびれの症状が出ます 脊柱管狭窄症は主に腰に起きるものですが、首の脊柱の中央にある脊柱管が何らかの原因で狭くなり神経の通りが阻害される事により起こります。 中には神経が通っていますので、狭くなる事で圧迫を受け痛みやしびれが現れてくるのです。 これが頸椎に現れると首の痛みだけでなく、腕や肩のしびれになり指先までがしびれを起こして日常生活が困難になってしまいます。 腰も歩けなくなる、しびれが起きると動けなくなり厄介なものですが、頸椎は脳から体へシグナルを送る神経が通っていますので、これが断ち切られてしまうと、体を動かす事が出来なくなってしまいます。肩こりや首こりを甘く見ずに首に痛みがあるなら、早めに診察を受けましょう。 腰に多い狭窄症は首にも起こります 骨の異常は加齢や生活習慣が原因であることが殆どです。骨は筋肉に守られていますが、この筋肉が老化したり落ちてしまう事によって血液の流れも悪くなります。この事が、神経を刺激して痛みを激しくしてしまうので『徐々に痛みが強くなる』と考えておきましょう。 首の脊柱管が起きると腕に力が入りにくく握力が無くなっていきます。首に痛みが起きるというより、緊張したような状態になり動きも悪くなるので治療は早めに行うのがベストなのです。 素人判断はしないこと 頸椎のヘルニアと症状が似ていますが、管狭窄の場合には、温めて筋肉の緊張をとる温熱治療が良いと言われています。首の場合には、姿勢の見直しによって痛みが緩和されることもあるので、整体や鍼灸治療も効果的であると考えられます。 頸部の管狭窄症は、筋肉の緊張や血行の悪さでも悪化しやすいものです。普段から、首や肩を動かしたり姿勢を正すなどの予防を習慣つけておきましょう。 まとめ むち打ちや頸椎ヘルニアの人は、頸部脊柱管狭窄症になりやすいと言われています。首は重い頭を支える大切な場所ですら、普段から負担も多いもの。自分では大したことがない痛みも、もしかすると大変な状態になっているかも知れません。 頭部にも近い首が痛みを頻繁に感じてしまうと日常生活にも支障が出てしまいます。そうならない内に首に痛みが現れたら、診察を受けて治療を始めましょう。
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