肩こりに長い間悩んでいる女性は、ブラジャーのサイズを見直してみるといいかもしれません。きつすぎても、ゆるすぎても、胸にあっていないブラジャーは肩こりの原因になります。 大きいバストの女性は、肩こりをおこすリスクがより高くなります。その理由は、肩ひもにより大きなボリュームがダイレクトにかかるからです。また大きな胸を隠そうとして背中を丸める姿勢をとりがちなことも、こうした女性に肩こりが増える理由となっています。 女性は肩こりの悩みを減らすためには、適切なサイズのブラジャーをいつもつけなければいけません。定期的に胸のサイズを測り、カップのサイズに変更が必要ないかどうかもチェックするようにしましょう。年齢を重ねるうちに、胸まわりのサイズが変わってきている可能性もあります。 サイズの合わないブラジャーは血行不良の原因 きつめのブラジャーは体を締めつけるため、肩と背中の血行不良の原因となります。肩こりを改善させるには、血行をよくすることが大切です。キツく感じたり、ひもが肩に食い込んでいたりしていませんか?サイズの合わないブラジャーをつけているうちは、肩こりの解消はありえません。 背中の血行が滞る原因のひとつが、アンダーバストのサイズが小さすぎるブラジャーです。アンダーが小さい下着を着けると、肩甲骨の下あたりが締めつけられます。この結果、背中の体温が低下し、肩こりや腕のしびれなどがおこります。 肩ひもを短めに調節したブラジャーも、首と肩のこりの原因です。バストトップを高い位置でキープできるため、短めの肩ひもは、バストメイクに熱心な女性の間で人気があります。しかし必要以上にひもを短くすると、ひもが僧帽筋に強めに食い込んで肩の血行不良がおこります。 胸の大きい人ほど肩こりはおこしやすい ブラジャーをつけているとき、バストはカップに収められ、肩ひもで上方へ引っ張りあげて支えられています。このときバストの重みをひもで支えているのは、肩と鎖骨です。バストが大きいほど肩と鎖骨への負荷は大きくなります。胸の大きい人ほど、肩こりをおこしやすくなるのは当然なのです。 胸の比較的大きい女性は、職場などでは、すこしきつめのブラジャーを着用する傾向があります。TPOの問題もあり、胸はできるだけコンパクトにしたいという思いからです。これが、こうした女性の肩こりの原因になっていることがあるのです。 恥ずかしいという思いから、女性は、さらに背中を丸めて胸を無意識のうちに隠そうとしがちです。こうした猫背の姿勢がつづくと、首や背中の血行が妨げられ、つらくしつこい肩こりとなってあらわれます。 女性にとって理想のブラジャーとは? 仕事をする女性にお勧めしたいのは、機能性に富んだフルカップのブラジャーです。これなら肩こりのような不快症状をおこしにくいうえ、うつくしいバストシルエットを作ってくれます。 とくに胸が垂れてきた女性や胸のサイズが大きい女性には、フルカップのブラジャーがいいでしょう。このタイプのブラは、カップを左右のサイドボーンで支える構造になっています。胸の重さが肩ひもだけにかからないので、首や背中のこりを効果的に防ぐことができます。 このブラジャーには、胸の横への広がりを抑えるという機能もあります。コンパクトなバストメイクができるので、フルカップブラジャーをつけていると、タイトな服や、会社の制服もきれいに着こなせます。 まとめ きつすぎるブラジャーは、女性の肩こりの大きな原因のひとつです。加齢で太ったり、バストが垂れたりして、ブラジャーのサイズが昔とは変わっていることもあるので注意しましょう。肩こりをおこしやすい仕事中は、胸を安定させやすいうえシルエットもきれいな、フルカップのブラジャーがいいかもしれません。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします