頭痛だけでも辛いのに、めまいや吐き気が同時に起こると、仕事はおろか日常生活にも支障が出てしまいます。日本人に多い緊張性の頭痛は、ストレスや筋肉の強ばりが主な原因ですが『めまいと吐き気』が加わると神経性なものも疑われます。どちらにしても、自分の体が悲鳴を上げているのは間違いないので、しっかりと原因を追求して改善していきましょう。 頭痛から来るめまいと吐き気の原因 これらは、何か1つが原因より何かが発端となり起きている症状に過ぎません。主にストレスや自律神経が乱れると、同時に起こりやすくなります。生活習慣の乱れや仕事や家庭内のストレスが溜まった結果として同時に現れる事が多いのです。 ストレス 精神的なストレスの他に、公害や花粉症等の外的なストレスは様々な病気の原因にもなります。現代人は何等かのストレスを持っているのですが、ストレスにより不眠症になってしまったり疲労が抜けない事が仕事のミスに繋がり更なるストレスを生んでしまう等、マイナスがマイナスを呼べばストレスは膨れ上がります。時には体と心を休ませる事も必要になるのです。 自律神経の乱れ 頭痛も自律神経のバランスが崩れてしまうと起こりやすくなります。女性の更年期にも、頭痛や偏頭痛にめまいや吐き気が起こるのもホルモンバランスが乱れて自律神経が不安定になるからです。血圧の高い人も、自律神経が乱れるとめまいが強くなるなど現れてきますので『ストレスが溜まる』事で、脳の脳幹に問題が発生してめまいが現れてくるのです。精神的なものが高じると、更に吐き気としても現れてしまうので辛い症状と戦わなくてはいけないのです。 肩こりや首こり 肩こりや首こりは、筋肉の緊張と血行障害が主な原因です。パソコンやタブレットの使いすぎで、眼精疲労になると頭も痛くなります。緊張することが、体にとってはストレスになるわけですから自律神経のバランスも悪くなり、脳は常に興奮して休む間もありません。 この様に、ストレスが大きく症状に関わっていることが解ります。一番はストレスを溜めない事ですが、適度な休息を取って休む事が何よりも頭痛を起こさない事ですし、体を動かして血行を良くする事で緊張も解せます。慢性的に起きるとなると、何か病気が隠れている場合もあるので検査で原因を突き止めるのが先決でしょう。 病気 くも膜下出血や緑内障、脳炎や髄膜炎など、時として命にも関わるような病気が潜んでいる可能性も考えられます。 あまり軽く考えずにまずは病院に行って検査してもらいましょう。 まとめ 頭痛だけでなく、吐き気やめまいまで起こるのは、体が悲鳴をあげている証拠です。そこまで症状が酷くならないように日頃から、頭痛が起きないような日常生活を送るように心掛けてください。とにかく『自分をいたわる』事がこれらの症状を軽くして快適な毎日を過ごす為に重要なことです。
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