顎関節症は、口が開きにくい事や音がする痛む等が症状として現れやすいものです。これに加えて肩こりや首こりがあると、自律神経が乱れ緊張が起こり関節の動きが悪くなります。 物を噛む癖や就寝中に歯軋りをしている人も、顎関節に何らかの影響を与えてしまうので矯正が必要になります。顎の矯正は自分でも簡単に行えるものから専門の人に関節の位置を戻してもらうことが必要なものまで様々です。 今回は、自宅で行える矯正方法を紹介します。すでにテレビでも紹介されている簡単なものですが、症状によっては毎日継続することで矯正も可能です。痛みがある場合や、口が開きにくいと感じたらきちんと診察を受けて矯正に入りましょう。 簡単割りばしで矯正 顎と首の骨の位置を改善していく矯正方法の1つになります。美容方法としても割りばしを使ってほうれい線を改善する方法もありましたが、顎がどうずれているかにより割りばしをどう噛むかが異なるので歪みをチェックしてから行います。 先ずは、自分の顎の歪みチエックをしましょう 口を軽く開けて、ゆっくりと閉じていきます、最初にどの歯が一番当たるかにより歪みの部分を判断していきます。 ①左右の前歯が先に当たる 首の骨が前に倒れているような状態です。猫背を治そうとするあまりに首が前にでてしまう事でもなりやすいようです。 ②左右の奥歯が先に当たる 首の骨が後ろに倒れるよにのけぞっている状態にあります。顎関節だけでなく、このままにしておくと耳鳴りや頭痛が起きやすくなるのでしっかり矯正しておきます。 ③右の前歯か左の奥歯又は左の前歯か右の奥歯が当たる 左右のどちらかに首の骨が曲がっている状態です。顎関節症だけでなく緊張から肩こりも起こしやすいので歪みも治りにくくなってしまいます。 この歪みに合わせて割り箸を噛む場所が変わりますので、間違えないように気をつけてください。 ①の場合は、左右の奥歯で50%程度の力で30回 ②の場合は、左右の前歯で50%の力で30回 ③の場合、斜めに歪んでいるので歪みと反対に割り箸を噛んでください 歯の全体が左右どちらかに当たる場合には、割り箸はその反対で噛んでいきます。 首の歪みから顎関節と広がって固定してしまうので、反対に力を加えて矯正する方法になります。個人差もあるので、全ての人が改善できるわけではありませんが軽度の顎関節症なら矯正は可能です。 顎関節を動かす運動方法 口が開きにくい、音がなってしまう人は簡単な運動で矯正が出来ます。痛みが出るようなら直ぐにやめてきちんと病院で矯正してください。 顎を前に出すように「アイーン」とします。顎を出したまま口を開けて5秒程キープします。キープしたら口をゆっくり閉じてください。左右のどちらかが開けにくい場合には、開けにくい方に顎を寄せます。 まとめ これらはあくまでも、軽度の顎関節症には効果がありますが重度になると、専門家による矯正が必要になります。口の開け閉めが不安定であったり、痛みが強くなるようならプロの矯正を受けることをおすすめします。
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