口を開けようとすると痛かったり、口が開けにくかったり、音が鳴ったりするのは顎関節症の症状で見られる主な症状です。噛み合わせやストレス、歯ぎしりなど複数の原因が考えられますが、いまだにはっきりとした原因がわかってない症状です。 口を開けると痛む 慢性的に続くような腰痛などと違って、顎関節症は閉じているときには特に痛みを感じません。しかし、口を開くときに違和感や痛み、開けづらさを感じます。顎関節症になると様々な副症状も起こってきます。 顎の痛み以外に出る症状にはめまいや呼吸困難まで 顎関節症になると顎周辺の痛みだけでなく、症状が他の部位に現れることがあります。 例えば肩こりや腰痛といった痛みやコリの症状や、めまいや耳鳴りといった症状、さらには呼吸困難や四肢のしびれ等も起きるケースがあります。 顎関節症の痛みを治す 基本は噛み合わせを治すことが最も重要だとされています。顎が正しい位置に戻ることで筋肉の緊張を和らげ、スムーズに動かすことができるようにします。就寝中に、上下の噛み合わせが均等に接するように、マウスピースを使用することもあります。 酷い痛みには鎮痛剤を使ったり、赤外線レーザーによる治療が効果的です。多くの痛みは、この治療で軽減され治りますが2週間が経過しても改善がない場合には別の治療で対処します。同時に自宅でのセルフケアや癖を治すなども大切になるのです。 痛みを解消・軽減する生活習慣 顎関節症は日頃の癖が強く関係しているので自分でそれを意識する事が大切です。自覚をすることにより治療と再発を防止し痛みを軽減できます。リラックスしていれば、奥歯を噛み締めている事はないはずです。唇を閉じても奥歯は重なりませんね。 ところが緊張をしたり、気合いを入れると無意識に歯を食いしばってしまいます。ストレスが掛かっても自然に奥歯を噛んでいます。軽く当たるだけでも顎関節に実は力が掛かるのでどんどんズレが酷くなります。このようや癖を治していけば痛みが徐々に軽減されていくので意識をしましょう。 まとめ 顎関節症改善・予防のためには、頬杖やうつ伏せに眠らない姿勢を良くする等普段の癖を見直していきます。痛みがあるなら口を大きく開けないようにしたり、硬いものは避けて食べるなど、日常のちょっとしたことを意識して変えていくとようにするといいでしょう。
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