顎関節症の疑いがあって治療を受けようと思っている場合には、取り敢えず歯科にかかって診てもらおうと考える方が多いのではないでしょうか。 確かに、歯科で治療を受けることで顎関節症が治ることもあるのですが、残念ながら改善が見られないケースもあり、それどころか、「手術が必要です。」などと言われることもあるようです。 こんな時には、何か自分で出来る対策は無いのでしょうか? 顎関節症の原因を知ってその原因を改善すること 顎関節症で歯科にかかると、レントゲンで骨格や関節の状態を確認して原因を特定することがあります。 顎関節症の原因として考えられるのが、関節円板や軟骨の変形、歯の噛み合わせ、頭頸部の筋肉の過度な緊張、生活習慣、普段の癖、ストレスなどです。 よくありがちな普段の癖として、歯ぎしり、うつぶせ寝、頬杖、咀嚼する時に使う歯が偏っていることなどがあります。 レントゲンで特に骨格や関節の異常が見られなければ、生活習慣や普段の癖に原因があると考えて良いでしょう。 そして、思い当たる原因を1つずつ改善していきましょう。 歯科での顎関節症の治療は手術になることもある! 歯科での顎関節症の治療は、比較的軽症であれば暫くマウスピースを付けて様子を見ることになります。 ただ、どうしても顎が開かないとなると、顎を開くための手術を行うこともあるようです。 あるいは、顎ではなく、歯を削ったり高くしたりなどの手術を行うこともあります。 手術の前に整体を受けるのも1つの顎関節症の治療法! さすがに手術となると、体に負担がかかりそうで抵抗のある方は多いでしょう。 こんな方は、手術の前に整体で骨格の歪みを矯正する治療法を検討してみるのも良いでしょう。 筋肉とか骨などに何らかの障害があって顎関節症を発症している場合には、整体で骨格の歪みを矯正することで改善することもあるようです。 自宅でのマッサージで顎関節症の改善を目指すのもあり! もちろん、まずは自宅でマッサージを行って、顎関節症の改善を目指してみるのも良いでしょう。 中指と人差し指の2本の指を使って耳下にある顎関節を軽く押さえて、ゆっくりと細かい円を描くように刺激を加えます。 この時に強い刺激を与えすぎてしまうと、かえって関節を痛めてしまうことがあるので優しい力でマッサージを行うよう注意しましょう。 まとめ 「顎関節症の治療は、歯科で専門的な治療を受けるのが良い。」このように考える方は多いでしょうが、原因が生活習慣や普段の癖にある場合には歯科に行って改善することが難しいケースがあります。 また、歯科で手術をすすめられて気が進まないようであれば、整体のような治療院で施術を受けてみることを選択肢の1つにしてもいいかもしれません。 まずは、体にもっとも負担のかかりにくい治療法から探してみると良いでしょう。
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