こめかみの頭痛が気になる時には、原因も分からずとにかく痛みの感じるこめかみを抑えながら頭を抱え込んでしまうことはありませんか。 もちろん、こんなことをしたところで、気休めにしかなりません。 では、こめかみの頭痛の原因、頭痛の対処法について見ていきましょう。 こめかみの頭痛は偏頭痛で特に女性に多いもの 「こめかみが脈打っているように痛む。」 このような頭痛は偏頭痛で、多い方だと週に1回の頻度でこの頭痛に悩まされている方がいるようです。さらに、1回の頭痛が継続する時間も数時間と言う方もいれば、数日間も続く方もいます。 特に女性の場合は、約1ヶ月の生理周期を基本としたホルモンバランスの変化で偏頭痛を経験する方が多いです。 心身の疲れや生活習慣もこめかみの頭痛の原因 こめかみの頭痛の原因は、心身の疲れや生活習慣などの私たちにとって身近な部分に潜んでいることもあります。 テレビを見ている時間が長かったり、パソコンやスマホを使用している時間が長かったりなどの電気による光刺激で頭痛が起こることもあります。 アルコールやカフェインなどの刺激的な飲み物、甘いお菓子や動物性タンパク質などのコクのある食品、南国フルーツやタマネギ、ネギなどのアクのある食品などの摂取もこめかみの頭痛の原因になることがあります。 中でも空きっ腹の時には直接飲食物の刺激を感じやすく、頭痛が起こりやすくなる傾向にあります。 事前に自分に合ったタイプの薬を用意しておくこと こめかみの頭痛を予防するためには、もちろん頭痛の原因となることを避ける必要があります。 しかし、仕事によるパソコンの使用や睡眠不足、付き合いのための飲酒など、どうしても避けられないこともあるでしょう。 こんな時には頭痛が起こるかも知れないと予測して、自分に合ったタイプの薬を用意しておくのが一番です。 前兆のある時に服用して症状を未然に防ぐための薬、痛みを感じてから痛みを抑えるために飲む薬、外出用に副作用の感じにくい薬など色々なタイプの頭痛薬があります。 あまり頼り過ぎるのも良くないのですが、どうしてもと言う場合にはこのような薬を賢く使い分けましょう。 こめかみの頭痛を感じた時には患部を冷やすこと 万一こめかみの頭痛を感じた時には、拡張した血管を収縮させる必要があります。そのためには、氷嚢や冷やしたタオルなどを患部に当てて、痛みが落ち着くまで冷やし続けましょう。 また、光や音、臭いなどの刺激は、頭痛を悪化させる原因となることがあります。 外出先では難しいかも知れませんが、出来るだけ光や音、臭いなどの刺激の少ない薄暗く静かで落ち着いた場所で休むことも良い対処法です。 まとめ こめかみの頭痛の原因は、女性ホルモンだけではなく心身の疲労や生活習慣などの身近な所にあることが多いです。 だからこそ、一度頭痛を起こしてしまうと癖になりやすく、改善のためには原因を取り除く生活を目指す必要があります。 ただ、それが難しい場合には、頭痛が起こった時に患部を冷やしたり、自分に合った薬を事前に用意しておくなどの対策をしておくと良いでしょう。
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