座り方を改善するとポッコリお腹も予防できる! 姿勢プロデューサーの清水 真です。 私達が日常生活で正しい姿勢を維持するために、一番大切な事は【正しい座り方】を身につける事です。 座る時に姿勢を意識している人は、案外少ないようです。足を組んでみたり、机に肘をついて座ったり、腰を丸めてだらしなく腰掛けたりする姿をよくみかけます。 実は座り方一つで、腰痛の予防をする事が出来る、足のむくみを解消する事が出来る。さらにはお腹がポッコリ飛び出た体型も、正しい座り方で予防する事が可能です。 では正しい姿勢で座るためにはどうしたら良いでしょうか? 正しい姿勢で座るために 正しく座るために座骨を意識する まずは、椅子にできるたけ深く座り、お尻の左右に坐骨という硬い骨が存在します。そこで座るように意識して、背筋を伸ばし、肩甲骨あたりを、背もたれに寄りかかります。手足はなるべく直角(床や机に対して)を意識して作業を行います。 どうしても作業をしていると、首が前に傾くので、一時間に数回背中や首を伸ばすストレッチなどをすると、猫背の予防になります。 よく正しい姿勢を続けていると、返って腰や背中が緊張して、肩こりや腰痛を感じる方がいますが、正しい座り方を訓練する事で、姿勢を支える筋肉がしっかり鍛えられます。 その反対にだらしない姿勢で座っていると、筋肉に適度な緊張がなくなりますので、骨格が歪み、お腹や背中の肉がたるんでしまうという悪影響が起こります。良い座り方一番のポイントは【骨盤を立てる】という事です。 正しく座るための「座骨」ですわれない人が多い 人間は本来正しく座るための骨【坐骨】が存在しますが、現代人の多くが、この坐骨で座る事が出来ない人が多いです。骨盤を立てない座り方は、足やお腹が前にせり出し、腰や背中も丸くなります。この座り方をすると、股関節や骨盤。腰骨と胸骨を支えている、大腰筋(姿勢筋)の筋力が低下し、結果として ぎっくり腰やウェストのくびれを消失する原因にもなります。 正しく座っていないと神経が圧迫され様々なトラブルが起こることも さらに、坐骨からは、ハムストリング(足のもも裏の筋肉)や体幹を支える靭帯である仙結節靭帯が存在します。 そして足を動かす坐骨神経もあります。悪い姿勢で座る事により、坐骨が前に移動し、周辺の筋や靭帯、神経が圧迫されるために、腰痛、足のむくみ、足つり、しびれ、カラダの柔軟が失われる・・・・ といったトラブルが起こります。 さいごに 正しい姿勢で座る事が健康上とても大切な事なのです。今日から意識して座り方を変えていきましょう。 たった3分で弱ったカラダが復活する 真呼吸ストレッチ 著者:清水真 出版社:神宮館 筆者プロフィール 清水真 一般社団法人姿勢道普及協会理事長 日本メンターコーチング協会コーチ 手技塾札幌代表 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター 整体師として延べ13万以上を施術。プロスポーツ選手(水泳五輪選手・プロ野球・プロサッカー・スノーボード女子選手等)の指導トレーナーとしても活躍。その経験から「姿勢を良くする健康体操」をテーマに著書を出版(4冊)。現在は企業講師・行政自治体講師・学校講師など全国で開催中。その傍らで、プロの治療家向けの手技塾。ブランディング講座。コンサル。マナー教育指導。ホスピタリティーコーチングなど業界の後進育成にも力を注いでいる。
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筆者プロフィール
清水真
一般社団法人姿勢道普及協会理事長
日本メンターコーチング協会コーチ
手技塾札幌代表 日本スポーツクラブ協会マスターインストラクター
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