頭痛と一緒に吐き気やあくびなどの症状が現れることはありませんか。実は、このような症状は偏頭痛の症状なのです。 なぜ頭痛と一緒に吐き気やあくびなどの症状が現れるのでしょうか。 偏頭痛が起こりやすいタイミングについても見ていきましょう。 あくびは偏頭痛の前兆や睡眠不足が関係している! 頭痛とあくびは、無関係の症状のように思っている方も多いでしょう。 ところが、偏頭痛の発作が起こる前に、やたらあくびが出てしまう方もいるのではないでしょうか。 また、睡眠不足の場合には、あくびと同時に激しい眠気を経験することもあるでしょう。 このように偏頭痛の際のあくびは決して頭痛と無関係のものではなく、前兆や症状の1つである可能性が高いです。 偏頭痛の苦しみが吐き気を引き起こしている! 偏頭痛と同時に吐き気が起こる方もいるでしょう。偏頭痛はこめかみを中心に激しい頭痛が起こるもので、脈打つような痛みに苦しむことが多いものです。 この苦しみから吐き気を伴うばかりではなく、嘔吐の症状まで起こる方もいます。 偏頭痛は緊張やストレスから解放された瞬間に起こることが多い! 偏頭痛の症状が起こるのは、急に脳の血管やこめかみの動脈などが拡張して周辺の三叉神経が刺激される時です。ですので、仕事などで緊張やストレスを感じている時ではなく、緊張やストレスから一気に解放された瞬間であることが多いものです。 休日になって激しい頭痛、吐き気、あくびなどの症状に悩まされる方が多いのです。偏頭痛には睡眠不足が関係していることがあるものの、逆に休日に寝だめするのも偏頭痛の原因になることがあるので注意が必要です。 偏頭痛には前兆の症状を感じる方もいる! 偏頭痛が起こる数十分程前に、「閃輝暗点」と言って目の前にチカチカした光が現れる症状が起こる方もいます。 イライラして精神的に落ち着かなかったり、急にあくびが多くなったり、やたらお腹が減ったり、甘いものばかりを食べたくなったりする方もいます。 前兆の症状は人によって異なり、全ての方が同じように感じる訳ではありません。 しかし、前兆の症状が分かっていれば、予め頭痛薬を飲んでおくなどの対策が出来るので、偏頭痛が起こる前の症状をチェックしてみるのも対策に役立ちます。 まとめ 頭痛と一緒に吐き気やあくびなどの症状を感じることのある偏頭痛は、緊張やストレスを感じている時ばかりに起こるものではありません。 むしろ、緊張やストレスから一気に解放された時の反動として、頭の血管が急激に拡張することが起こることが多いものです。 休日の過ごし方に気を付けるとともに、偏頭痛の前兆の症状を把握しておくと未然に頭痛を対策するのに便利です。
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