効果的な腰痛対策のストレッチは、立ちながらではなく椅子に座ったままでも実践することが出来ます。 ただ、今までストレッチを実践してきたつもりだけど、ほとんど腰痛に対する効果は実感できなかったと言う方もいるのではないでしょうか。 今回はこんな方のために仕事の合間にも手軽に出来る簡単なストレッチの仕方と同時に、ストレッチのポイントについても見ていきましょう。 腰を前後に動かすストレッチ まず、腰痛対策のストレッチを行うに当たって、椅子に座った時の姿勢はとても大切です。背筋はしっかりと伸ばしましょう。 そして、今回行うストレッチでは手を後頭部に当てた状態で行うので、その時に肘は出来るだけ後ろに引いて体の真横に来るようにしましょう。 姿勢を正して準備が出来たら、手を組んで手のひらを後頭部に付けます。ゆっくりと息を吐いて顔はうつむきながら、肘を膝になるべく近づけるようにして背中を丸めていきます。 肘は 次に、もう一度息を吐きながら、後ろに向かって背中を反らせて胸を張りましょう。 腰を左右に動かすストレッチ 腰を前後に動かすストレッチが終わったら、そのまま息を吐きながら体を右に倒していきます。 今度は、息を吐きながら体を左にも倒していきましょう。 どちらに体を倒す場合にも、倒した方向と反対側のラインがしっかり伸びているのを確認してください。 最後に腰を回転させるストレッチ 最後は、正面を向いた状態から右後ろに向かって、息を吐きながら限界まで体を捻じります。 左後ろに向かっても、同じように体を捻じっていきます。 この時も捻じる側と反対側のラインがしっかり伸びているように意識する必要がありますが、くれぐれも無理はしないように頑張ってみましょう。 腰痛対策のストレッチは腰の疲れを感じた時に実践すれば良い! 今回ご紹介した椅子を使いながらの腰痛対策のストレッチは、1回につきたった3分だけで実践できます。ですので、出来ることなら深刻な腰痛に悩まされる前に、毎日のように実践するに越したことはありません。 ただ、気分的にもなかなかそういう訳には行かない方も多いのではないでしょうか。 こんな場合には、腰の疲れを感じた時、体のコリを感じた時などに、一旦仕事をする手を止めてストレッチを実践するのが良いでしょう。 「仕事中は無理!」と言う方は、休憩時間や入浴後のリラックスタイムにストレッチで硬くなった腰周りの筋肉を解しましょう。 まとめ 椅子を使いながら出来る腰痛対策のストレッチは、もちろん立った状態で行う方がより高い効果が期待できます。 しかし、「オフィスで1人立っているのも。」なんて言う時、軽くでも手っ取り早くコリを解したい時などは、ぜひ椅子に座りながらストレッチしてみてください。 また、ストレッチで普段あまり使わない腰周りに筋肉を使うことで、筋肉痛になってしまうこともあるかも知れません。 こんな時は無理をせず、筋肉痛が落ち着くまでストレッチをお休みしましょう。
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