肩こりとかだるいなどの症状は、多くの現代人が経験するものです。 実は、これらの体の不調は足の裏に現れるもので、足の裏を見れば体の不調を知ることが出来るのです。 さらに、足の裏をケアすることで、体の不調を改善することも可能です。 では、足の裏を使った体の不調の診断方法とケアの方法について見ていきましょう! 足の親指が左右に回りにくいのが肩こりの証拠! 足の親指を手の指でつまんで左右に大きく回してみましょう。 ここで、左右に親指を大きく回すことが出来なければ、肩こりだとわかります。 こんな方は、首周りを中心に肩がカチンコチンに凝っているのではないでしょうか? また、足には、足の親指の付け根から全ての指の下の膨らみ部分にかけて首や肩、肩甲骨の反射区があります。 肩こりの場合には、この部分に角質が付いていたり、揉んだ時にしこりのせいでゴリゴリ音がします。 肩こりは足の指の側面から付け根にかけてを中心に刺激するのが効果的! 肩こりの場合には、足の指の側面から付け根にかけて綿棒で刺激しながら解し、手の指も同じように解すとより効果的です。 そして、首や肩、肩甲骨の反射区にあるしこりを体外にかき出すイメージで、レンゲの裏を使って刺激しましょう。 ハッカ油を加えた風呂に入浴したり、入浴後にハッカ油を加えたボディローションを凝っている部分にすりこみながらマッサージをするのも良いでしょう。 だるいのは足の裏の「湧泉」を押すと分かる! 土踏まずと指の下の膨らみとの境目のラインで真ん中辺り、指を曲げた時に出来る窪み部分には、「湧泉(ゆうせん)」と言うツボがあります。 湧泉を少し強めに押して指を離して、10秒以上経過しても指の跡が残ったままだと、かなり体がだるいのを感じているはずです。 さらに、深刻な身体的疲労に悩まされている方は、足の裏が乾燥して古い角質が多く残っており、黄色とか紫色をしています。 だるい時は湧泉を中心に足の裏全体を刺激するのが効果的! だるい時には、まずは綿棒を使って湧泉を集中的に刺激して解し、レンゲの裏を使って足の裏全体の老廃物も体外に排出するように流します。 それから、親指も上から下まで、側面も忘れずに揉み解していきましょう。 岩塩をたくさん加えたぬるま湯で足湯をしたり、柑橘系の精油を加えたボディローションで、だるさを感じる部分をマッサージするのも良いでしょう。 まとめ このように足の裏は肩こりやだるいなどの体の不調を判断、ケアできる部分で、健康の基本的な部分の1つになります。 自分が頻繁に感じる体の不調があれば、その部分に通じるツボを把握してこまめにケアをするのが良いでしょう。 ハッカ油の風呂や岩塩の足湯はひと手間かかりますが、足の裏のマッサージは自宅にある綿棒やレンゲで手軽に出来るのでぜひ実践してみてください。
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