肩こりや色々な体の不調を改善するのにヨガのポーズが効果的であることは、多くの方に知られています。 だからこそ、最近は健康のためにヨガ教室に通ったり、自宅でDVDや雑誌を見ながらヨガのポーズにチャレンジする方は多いものです。 ただ、「ヨガのポーズは初心者にとっては難しい。」と感じている方は決して少なくないはずです。 今回は、肩こりの解消に効果的で誰でも簡単に出来るヨガのポーズを見ていきましょう。 もっともシンプルな開脚前屈のポーズ! 肩こりの改善に効果が期待できる開脚前屈のポーズなら、学生時代の体育や部活動の時間などにやったことのある方は多いのではないでしょうか。 まずは、足を肩幅よりも広く、自分の足1本分くらいの幅に開いて立ちます。 次に、肩甲骨を内側に寄せながら背中の後ろで手を組んで、ゆっくりと時間をかけて息を吸いながら体を前に倒します。顔は足と足の間から後ろをみるようなポーズです。 そして、さらに鼻で細く長く息を吐きながらゆっくりと上半身を前に倒すのを5回ほど繰り返してみましょう。 オフィスにいる時は首回しのポーズがお勧め! オフィスにいる時は場所も限られていますし、椅子に座っているので、肩こりの改善のためと言えども出来るヨガのポーズは限られています。 そこで、場所を取らずに簡単に出来るお勧めのヨガのポーズが、首回しです。 まずは、息を吸いながら首を前に倒し、さらにゆっくりと息を吸い続けながら、頭の位置が丁度後ろに到着するまで首を右回しします。 後ろに首が到着したら、今度は息をゆっくり吐きながら首が前に到着するまで右回しします。 「最初の半分は息をゆっくり吸いながら、残りの半分は息をゆっくり吐きながら。」と意識して首を1周回しましょう。右回しを3回したら、左回しも同じようにやってみましょう。 ヨガのポーズを行う時のコツは時間をかけること 学生時代の開脚前屈はあまり呼吸や動作に時間をかけず、反動で体を伸ばそうとしていた方もいるでしょう。 しかし、肩こりの改善のためのヨガのポーズを取る時には、反動よりも呼吸や動作など時間をかけて少しずつ丁寧に伸ばすことを意識するのがコツです。 素早い動き以上にストレッチやマッサージとしてのリラックスモードの方が求められるので、短気の方は少しばかり退屈してしまうかも知れません。 こんな方は、1つ1つの動作に「5秒」とか「10秒」などと時間を決めてみたりして、小さめのゴールを作っていくと取り組みやすくなります。 自宅でヨガのポーズを行う時には服装や部屋の環境作りも大切! オフィスでヨガのポーズを行う時には、さすがにヨガ向きの服装や部屋の環境作りをするのは難しいでしょう。しかし、自宅で行う時くらいは、整理整頓された広々とした部屋で行うのがベストです。 肩こりを改善する目的で体を伸ばすからには、締め付けないゆったりした服装で取り組むことも大切です。 この他、食後よりも食事から少なくとも1時間は置いた方が、体を伸ばすには良い時間帯です。 少しでもヨガのポーズを実践するのに良い環境で取り組むことで、肩こりへの効果を高めましょう。 まとめ 今回紹介した肩こりの解消のためのヨガのポーズは、基本的には簡単なものばかりです。 ただ、ゆっくり時間をかけて行うことが性格的に難しいと言う方も、きっと多いでしょう。 そんな方は時間を決めて小さなゴールを作ったり、ヨガのための環境作りを上手くすることで頑張ってみましょう。
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