肩こりと腰痛の2つの症状に同時に悩まされている方は多いでしょうが、1つのストレッチでこれら2つの症状が解決できればこんなに良いことはありません。 実は、色々あるストレッチの中には、肩こりも腰痛も改善できるものもあるのです。 では、こんなストレッチの中でも、短時間で簡単に出来るものを中心に見ていきましょう! 肩と肩甲骨を中心としたストレッチは、肩こりにも腰痛にも効果的! 肩こりも腰痛も効率良く解消するためには、肩と肩甲骨を中心としたストレッチを行うのが良いでしょう。 まずは四つん這いになって、左手を前に大きく伸ばして右手は体と左手の下をくぐらせてキープします。 次に、左手と右手を入れ替えて、同じように肩や肩甲骨を意識的に伸ばしてみましょう。ヨガの、「ウッタナ・シショーサナ(伸びをする子犬のポーズ)」のポーズをして、片方の手だけ、反対の腕の下にくぐらせるようなかたちです。 前に伸ばした手をより遠く前に伸ばして、体の下にくぐらせた手をより横に遠く伸ばせば、肩と肩甲骨により大きな負荷をかけることが出来ます。 腰に負荷をかけるなら、お尻を落とすのも良いでしょう。 ストレッチを効率的に行うコツは伸ばす部分を意識すること 肩こりや腰痛など体にコリがあると、どうしても固まっている分だけ体が動きにくくなってしまいます。 このような部分こそ、ストレッチを行った時にきちんと伸びているかどうかを意識する必要があります。 ストレッチはゆっくりと時間をかけると同時に、出来るだけ大きめの動作を心掛けると同じストレッチをするにもより高い効果が期待できます。 ふりふりストレッチで肩こりが解消できる! 肩こりを解消するためのストレッチの方法に、「ふりふりストレッチ」と言うものがあります。 まずは、二の腕は真横に伸ばして手首が上方向に曲がるようにして、右手の指先を肩に軽く置きます。 この状態で体は一切動かさず、肩のみを上に上げて前に向かって大きく左右各10回ずつ回します。 さらに、大きく万歳をして頭の上で両手を合わせて、肘が体の真横になるように両手を下ろすのを10回繰り返します。 このストレッチでは肩の血行を高めることができ、高い効果が実感できた方の中には血流が10倍以上に高まった方もいるようです。 ふりふりストレッチは腰痛の解消にも応用できる! 肩こりの改善に効果的なふりふりストレッチは、腰痛の解消に応用することも出来ます。 足を肩幅に開いて膝は軽く曲げた状態で立って、背中を丸めながら頭を下に下げます。1回につき10秒ほどお尻を横に振るだけで、腰痛対策のストレッチになります。 まとめ 肩こりと腰痛のストレッチは、肩、腰と1つ1つ全く違うものをバラバラに行っているとそれなりに時間がかかってしまいます。 でも、肩と肩甲骨を中心としたストレッチで腰まで一緒に伸ばしたり、ふりふりストレッチを肩と腰の両方で行えばストレッチの時間も短縮できます。 しかも、1回聞いただけですぐに理解できて簡単に実践しやすいストレッチなら、気分に関係なく取り組みやすいので、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。
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