肩こりや目の痛みを経験したことのある方は、現代人にはきっと多いでしょう。 仕事でも自宅でもパソコンやスマホなどで目を酷使することが多く、深刻な眼精疲労になってしまっている可能性があります。 これ以上症状が悪化する前に、出来る対策は無いのでしょうか。 近くを見る習慣があらゆる筋肉の緊張を引き起こしている! 眼精疲労の主な症状と言えば肩こりや目の痛みなどですが、これらの症状を引き起こしているのは近くを見る習慣です。 仕事で長時間パソコンを使用していたり、休憩時間や通勤時間、自宅でのリラックスタイムでも常にスマホの画面を見ていたりなどしている方は多いでしょう。 パソコンやスマホなどを操作する時は、体が画面に近づきやすくなって上半身が前に向かって猫背になったり、下を向いてうつむき加減になったりします。 このような姿勢だけでも、毎日のように繰り返していては首や肩の筋肉が緊張して凝ってしまいます。 さらに、パソコンやスマホの画面を見ていると、光による刺激もありますし、近くを見るために目のピントを調整するための筋肉を酷使します。近くを見る習慣は、実は私たちが思っている以上に様々な筋肉を使っているのです。 休憩時間はとにかく目を使わないこと! 仕事で長時間パソコンを使用しているだけでも、肩こりや目の痛みなどの眼精疲労の原因になります。 それにもかかわらず、勤務時間以外の時間までスマホの画面を見ていては、さらに目を酷使することになってしまいます。 眼精疲労による肩こりや目の痛みを予防するためには、とにかく目を使わない時間を少しでも長く作るしかありません。 仕事でパソコンを使用するのは仕方が無いにしても、せめて休憩時間は長時間の座り姿勢による体の緊張、光や近くを見ることによる目の筋肉の緊張などを解す時間にしましょう。 立ち姿勢でいる時間、遠くを眺める時間にするのが良いでしょう。 おでこのマッサージで目の筋肉を緩めるのが、目の痛み対策に効果的! 眼精疲労による目の痛みを対策するために、マッサージで目の筋肉をリラックスさせましょう。 まずは、左右の指の腹をおでこの上に置いて、小さな円をゆっくり5回描いてマッサージを行います。 1箇所で5回描いたら、少し位置をずらして指を置いて5回小さな円を描くのをおでこ全体的に行いましょう。蒸しタオルで目を温めて血行を良くするのも、目の筋肉をリラックスするのに良いケアです。 筋膜を解すマッサージは、目の痛みにも肩こりにも効果的な対策! 頭の上面には「筋膜」と言う部分があって、先にマッサージを行ったおでこの筋肉と関係のある部分です。しかも、首、肩へと繋がっている後頭部の筋肉にも関係する部分でもあります。 筋膜もおでこのマッサージの時と同じように、指の腹を使って1箇所につき5回ずつ全体的に小さな円を描いていきましょう。 この時の力加減はそれほど強くなくても良く、気持ち良く感じる程度が丁度良いです。 まとめ 現代人には、常にパソコンやスマホを使っていないと気が済まない方が多いものです。 しかし、肩こりや目の痛みなどの眼精疲労を深刻化する前に、少しでも目を休める時間を長く作るよう気持ちのコントロールを上手く行うことも大切です。 仕事以外の時間は、おでこや筋膜のマッサージでパソコンやスマホのことを忘れ、目を休ませる時間をつくっていくといいでしょう。
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