顎の痛みや音、口の開き具合などで「顎関節症かも知れない。」と思っても、何らかのチェックをするまでは確信が持ちにくいでしょう。 実は、顎関節症の可能性の有無を自身でチェックすることも出来るのです。 では、顎関節症の自己チェック項目を順に見ていきましょう! 口を大きく開閉した時に顎の痛みがあれば顎関節症! まず最初のチェック項目は、口を大きく開閉した時に顎の痛みがあるかどうかです。 ここで「はい」と即答したくなる方は、顎関節症の可能性があります。 解答に悩む方は、「5」を「いつも痛みがある」、「1」を「全くない」として1~5までの5段階で顎の痛みの頻度をチェックしてみましょう。 口をどのくらい大きく開けられるかをチェックしてみよう! 口を大きく開けた時に、薬指と中指と人差し指の3本の指を縦に入れることが出来ますか? これに関しても、「5」を「全然入れることが出来ない」、「1」を「楽に入れることが出来る」として開けられる口の大きさを5段階でチェックしてみましょう。 口が真っすぐに開けるかどうかをチェックしてみよう! 口を大きく開けた時に、上唇と下唇を真っすぐに開けることが出来ますか? 左右のどちらかに曲がって口が開いてしまうことはありませんか? 「常に曲がって開いてしまう」と言う方は「5」、「常に真っすぐに開けられる」と言う方は「1」として5段階でチェックしてみましょう。 硬いものを食べた時の顎の痛みをチェックしてみよう! するめやこんぶなどの硬いものを食べた時に、顎の痛みを感じることはありませんか? 痛むと言うよりも、顎の疲れを感じる方もいるかも知れません。 「常に痛む」と言う方は「5」、「全く痛まない」と言う方は「1」として5段階でチェックしてみましょう。 4つの全てのチェック項目の合計点が8.6点以上だと顎関節症の可能性有り 上記の4つの項目を全て5段階でチェックした時の合計点は、いくつになりますか? もし8.6点以上だとすれば、顎関節症の可能性があります。 そうでなくとも、最初の項目「口を大きく開閉した時に顎の痛みがあるかどうか。」で即答で「はい」と答えた方は、点数に関係なく顎関節症である可能性があります。 顎関節症の可能性がある方は、そのまま症状を放置せず早めに治療を検討した方がいいでしょう。 まとめ このように、顎関節症の自己チェックは簡単な項目に答えるだけで行うことが出来ます。 顎の痛みや口を開く時の音があったり、口が開きにくかったりなどの何らかの違和感がある時には、ぜひチェックしてみると良いでしょう。 顎関節症はそのまま放置しておくと関節が壊れてしまうこともあるようなので、今の所日常生活に支障が無いにしても油断は禁物です。 チェック項目の合計点が8.6以上の場合には、顎関節症の可能性を疑って早めに治療を検討しましょう。 顎関節症を改善するには、顎関節症の治療を行っている歯科や口腔外科のある総合病院などに行くといいでしょう。 意外にも、整体やカイロプラクティックなどの治療院でも施術を行っているところもあります。治療院を1つの選択肢にいれてみるのもいいでしょう。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします