後頭部の右側を中心とした頭痛が突然起こって、どうしたら良いのか分からなくなることはありませんか。 頭痛は病気の方だけではなく、健康な方でもある時突然起こることがあるものです。 ただ、後頭部の右側のように片側だけが痛む頭痛には、病気の可能性を疑いたくなるかも知れません。 果たして本当に病気による頭痛なのでしょうか。 片側で頭痛がするのは偏頭痛の可能性が高い! 特にこれと言った病気は無く健康な方であれば、後頭部の右側だけとか左側だけなど片側で頭痛が起こるのは偏頭痛である可能性が高いです。 痛みの特徴として、ズキンズキンと脈拍と同じように頭がガンガンするような感じがすることが挙げられます。 酷い時には、片側だけではなく左右両側とか頭全体的に痛みを感じることもあります。 さらに、吐き気、嘔吐などの症状が見られることもあります。 偏頭痛はストレスや目や耳への刺激で悪化することがある! 後頭部の右側など片側に痛みを感じる偏頭痛は、元々ストレスや疲労などが原因で血管の拡張や炎症などが引き起こす頭痛です。 安静にしていれば自然と治ることが多いのですが、光や音などの刺激で頭痛が悪化することもあります。 また、偏頭痛を発症するもの若い女性に多く、ストレスや疲労によるホルモンバランスの乱れも関係していると考えられます。 患部を冷やしながら安静にしているのが一番の治療! 頭の一部が痛むことの多い偏頭痛は、安静にしていると数時間~数日後には嘘のように症状が治まっていることが多いです。 もちろん、安静にする場所は、光や音による刺激の少ない暗くて静かな部屋が良いでしょう。 そして、偏頭痛は血管が拡張して起こるものなので、患部を冷やして血管を収縮させると効果的です。 仕事中に発作が起こった場合にはなかなか安静と言う訳には行かないかも知れませんが、せめて帰宅してからは十分な休息を取りましょう。 後頭部神経痛でも後頭部の右側で頭痛が起こることがある! 後頭部、耳の後ろの右側あるいは左側で頭痛が起こる症状には、偏頭痛の他に後頭部神経痛が考えられます。 首の付け根から突き上げられるかのように、キリキリとした痛みを感じることが多いものです。 原因は後頭部の神経が細菌感染や心身の疲労によるダメージを受けることで、子供を中心に発症者の多い頭痛です。 栄養をしっかり摂って十分な休息を取ることが、後頭部神経痛の治療の基本です。 まとめ 後頭部の右側が痛む頭痛には、偏頭痛や後頭部神経痛などの健康な方でも発症するものが多いです。 いずれにしても疲れや体調不良などが関係していることが多いので、栄養バランスに注意して体をしっかりと休めることが大切です。 生活習慣を改善してもなかなかよくならない、そんなときに整体やカイロプラクティックなどで身体の歪みを治したり、鍼灸治療を受けることで改善するケースもありますので、一度相談してみるといいでしょう。 また、頭痛は危険な病気のサインの可能性もありますので、気になる人は一度病院で診てもらうと安心でしょう。
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