激しい頭痛に悩まされている方は、もしかしたら頚椎ヘルニアで首や肩付近が極端に凝っているのかも知れません。 「頚椎ヘルニアなのに頭にまで影響が及ぶの?」と思う方もいるでしょう。 しかし、頚椎は頭の近くにあるので、ヘルニアの初期段階ではそれほど大した症状でなくても、そのうち何らかの影響が出てくるはずです。 では、こんなヘルニアによる激しい頭痛でも対策することは可能なのでしょうか。 頚椎ヘルニアは側頭部や後頭部などの広範囲でチクチク、ガンガン痛む感じ! 頚椎ヘルニアによる頭痛は、頚椎のある首はもちろんのこと、その近くにある側頭部から後頭部まで広い範囲で起こります。 さらに、痛みは締め付けられているかのようにガンガンすると言う方もいれば、針で刺しているかのようにチクチクすると言う方もいます。 ヘルニアが悪化すればするほど、首や肩付近の筋肉の緊張は強くなります。 そして、首や肩周辺の血行が悪くなることで筋肉に酸素や栄養が供給されにくくなってしまうので、頭痛も悪化しやすい傾向にあります。 病気や生理、姿勢などによってヘルニアの症状が悪化することも! ヘルニアによる首や肩付近の筋肉の緊張や頭痛などは、ちょっとしたことで悪化することがあります。 例えば、風邪やインフルエンザで体調を崩すと、体の色々なところで何らかの不調が起こるのは当然です。 それから、女性の場合は毎月の生理によるホルモンバランスの乱れでも、ヘルニアの症状が悪化することがあります。 この他、うつむき姿勢は首や肩にかかる負担も大きく、ヘルニアの症状を悪化させます。 机や椅子の位置を調整して首や肩に負担をかけないようにすること ヘルニアによる頭痛を悪化させないようにするためには、日常的に姿勢に気を付ける必要があります。 仕事や学業などで座っていることが多い方は、普段使っている机や椅子の位置を調整して肩や首が前に突き出ないような姿勢を心掛けましょう。 首から背中にかけてのラインが真っすぐになるような姿勢を心掛けていれば、きっと首や肩への負担は最小限に抑えられるはずです。 首や肩に疲れを感じた時は無理はせず、休憩を多めに入れたり休むことも大切です。 ヘルニアによる頭痛は、温めて血行を良くするのが効果的! ヘルニアによる頭痛は、首や肩付近の筋肉の緊張で血行が悪くなることで起こるものです。 ですので、首や肩周辺の筋肉、頭のマッサージを行って、軽く刺激を加えるのが良いでしょう。 時間的に余裕があれば、背中まで温めると広範囲に渡って血行を改善することが出来ます。 温湿布やハンカチを巻いたカイロを患部に当てるのも効果的です。 まとめ ヘルニアで首や肩周辺の筋肉が過度に緊張していると、激しい頭痛を感じることがあります。 頭痛を悪化させないためには、普段の姿勢で首や肩周辺に負担をかけないように心掛けることです。 温湿布やカイロなどで患部を温めて血行を改善するのも、良い頭痛対策になります。
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