「背中に背負うリュックなら左右均等にバランスが取れて、肩こり対策になりそう。」 こんなふうに思って、ショルダーバッグからリュックに切り替えた方はいませんか? しかし、リュックも背負い方によっては、肩こりの原因になることがあるので油断は禁物です。 では、肩こりを予防するためには、一体どのような背負い方をすれば良いのでしょうか。 荷物の位置が低くなると前かがみになりやすい! 左右均等にバランスの取りやすいリュックでも、重みによっては荷物の位置が低くなることもあるでしょう。 実は、荷物の位置が低くなると、その分上体が荷物の方向、つまり後ろの方に反りやすくなります。 ただ、私たちの体は自然と後ろ方向に力が加わるのを何とかしようと、前かがみになって頭の位置が前方向に行きやすくなってしまうのです。 それで、かえって肩に負担をかけて、肩こりの原因を作ってしまうこともあります。 荷物の重みが左右どちらかに偏っている場合も、肩こりの原因になることが! 「リュックが左右均等にバランスを取りやすい。」と言うのは、あくまでも見た目だけです。 本当に左右均等にバランスが取れるのかどうかは、皆さんのリュックの使い方次第です。 そこで、荷物の重みが左右どちらかに偏っていないかどうかを、チェックしてみてください。 リュックが広ければ色々な中に荷物を詰め込んで、どちらかが重いなんて言うこともあるのではないでしょうか。 それでは片方の肩ばかりに負担が偏って、肩こりの原因になってしまうこともあります。 ベルトが柔らかくて太めのリュックを選んで、荷物に合わせてベルトの位置を調整すること! せっかく肩こり対策を考えて使うことにしたリュックの良さを活かすためにも、まずはリュック選びから慎重に行いましょう。 ベルトが細くて硬いリュックは、肩への負担が大きくなりますが、ベルトが柔らかくて太めのものであれば、荷物による負担を色々な部分に上手く分散できて肩に負担がかかりにくいです。 また、リュックの中の荷物の重みを左右均等にして、ベルトの位置も荷物に合わせて前かがみにならないような位置に調整しましょう。 適度にリュックを下ろして肩回しで筋肉を解そう! 肩こりを予防するためには、リュックと言えども長時間背負っているのは肩に負担をかけてしまいます。 荷物を背負っている必要が無い時には、適度に肩を解放させてあげることも大切です。 リュックを下ろした時に肩回しをすると、肩の筋肉が柔らかくなって滞った血液の流れを多少回復させることが出来ます。 まとめ リュックを背負っていると、ついついショルダーバッグよりも安心してしまいそうです。 しかし、リュックも背負い方によっては、肩こりの原因になることがあるので注意が必要です。 肩に負担のかかりにくいベルトのリュックを選ぶだけではなく、荷物を左右均等に詰めたり、荷物の重みに合わせてベルトの位置を調整したりすることも大切です。 さらに、リュックを下ろした時に、肩の緊張を解すことも忘れないようにしましょう。
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