突然原因不明の後頭部の頭痛が起こって、気になって仕事も手に付かないなんて言う経験をしたことはありませんか。 「そのまま放置しておけば、きっといつかは痛みが治まるだろう。」 と思っていても、なかなか痛みが引かない場合もあります。 こんな苦しい後頭部の頭痛の原因は、一体何なのでしょうか。 原因に合った対策法はあるのでしょうか。 後頭部の頭痛の原因は首や肩の筋肉の緊張かも知れない! 後頭部の頭痛の原因は、筋緊張型頭痛のせいなのかも知れません。 筋緊張型頭痛は首や肩の筋肉の緊張によって、血行不良で老廃物が蓄積することで起こる頭痛です。 酷い時には後頭部だけではなく頭全体的に圧迫感があり、1回頭痛が起こると毎日のように頻繁に頭痛が起こりやすくなります。 筋緊張型頭痛の対策法は、正しい姿勢を心掛けてストレッチを習慣化することで、体内の血液の流れを滞らせないようにすることです。 後頭部の頭痛の原因は神経への刺激かも知れない! 後頭部の頭痛の原因は後頭部の神経への刺激で、後頭神経痛によるものなのかも知れません。 後頭神経とは、頭頂部から後頭部の真ん中辺りにかけて左右各1つずつある神経のことです。 この神経は実にデリケートなもので、ストレスや疲労などで緊張した周辺の筋肉による刺激を受けることがあります。 耳の後ろ側とか後頭部がキリキリしたりズキズキし、雨が降る前に痛みを感じやすいのも後頭神経痛の特徴です。 後頭神経痛を改善するためには神経ブロック注射や鎮痛剤といった方法もあるのですが、ストレス解消や患部のコリをほぐすことで改善することもあります。 くも膜下出血による後頭部の頭痛には注意が必要! 後頭部の頭痛の原因として、脳の血管が破裂して出血の起こるくも膜下出血も考えられます。 痛みは筋緊張型頭痛や後頭神経痛よりも激しく、「ハンマーで叩かれたような痛み」と表現することもあります。 命の危険性を伴う病気のため、早急な対応が必要です。 万一症状が起こった場合には動いてしまうと危険なので、安静にして医師の指示を待ちましょう。 病気の疑いのない頭痛であれば、自分自身で対策することも可能! 後頭部の頭痛の中でも病気に原因があるものに関しては、病気の治療をしないことには頭痛の改善は難しいものです。 しかし、病気の疑いのない、健康な方でもなる頭痛であれば、自分自身で予防や対策することが出来ます。 筋肉の緊張に原因がある場合には、患部を温めたりマッサージしたりして解したり、筋肉の緊張を引き起こすストレスや疲労を改善するために十分な休息を取るのも良いでしょう。 炎症による頭痛を感じた場合には、患部を冷やして炎症を鎮めることも後頭部の頭痛対策に繋がります。 後頭部の頭痛の対策動画 セルフケアなら、治療家さんがやり方を解説している動画を参考にするのもいいでしょう。 頭痛 後頭部の痛みの原因 こちらの先生はヘルモアでコラムを執筆中です。 本屋先生の頭痛に関するコラムは>>こちら 後頭部の頭痛に有効なストレッチ まとめ 後頭部の頭痛を改善するためには、少なくとも病気によるものか健康な方でも起こるものかを判断する必要があります。 そして、病気によるものに関しては、くも膜下出血のような緊急を要するものもあるので注意が必要です。 筋緊張型頭痛や後頭神経痛のような健康な方でも起こる頭痛に関しては、炎症、筋肉の緊張などの症状にあった対策法を実践してみてください。 また、どうしても自分でセルフケアをするのは続かないという方は、整体やカイロプラクティック、鍼灸院などの治療院で施術を受けて改善を目指すのも1つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。
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