「五十肩の激痛で夜も眠れないくらい。」と悩んでいる方はいませんか。 睡眠中だけではなく、活動中も腕が上がらなかったり何をしていても痛かったりなど、1日を通して痛みに悩まされている方はきっと多いはずです。 では、こんな五十肩の痛みを和らげるには、一体どうしたら良いのでしょうか。 五十肩は発症してから2週間は急性期で、回復までには1年を要することも! 五十肩が発症して2週間近くは急性期で、日中の活動が制限されるばかりではなく安静時や睡眠中にも激痛を伴うことがあります。 そして、この急性期の激痛が落ち着くとだいぶ肩が楽になるのですが、それでも肩の可動域制限は残っています。 さらに、この慢性期の半年以上もの期間を過ぎると、少しずつ可動域が回復していきます。 回復には1年以上もの期間を要することもあり、一旦症状が回復しても7年近く経った時に再び五十肩の痛みが発症する方もいるようです。 急性期には安静を心掛けて、慢性期に無理なく肩を動かす! 五十肩の治療は、激痛を伴う急性期には肩に負担のかかる運動や重い荷物の運搬などは避けて安静にするよう指導されることが多いです。 そして、痛みが引いた慢性期に、少しずつ無理なく肩を動かしていきます。 慢性期には患部を温めたり、血行を改善したりなどのケアを行うこともあります。 このように、基本的には急性期、慢性期の痛みに応じた生活を心掛けます。 急性期の炎症による痛みは冷やすと軽減できることも! 急性期で五十肩の激痛がある時に、患部が熱を持っていたり腫れていたりしませんか。 このような場合には患部が炎症を起こしており、血液が患部に集中していると考えられます。 ですので、ビニール袋に氷水を入れて口を縛ったものを、タオルにくるんで患部に当てましょう。 眠れないくらいの激痛がある場合には、20分程患部を冷やして肌を落ち着かせて、肌が常温になったらもう一度冷やすのを繰り返すのが良いでしょう。 逆に、慢性期で熱を持ってない場合には、温湿布やハンカチにくるんだカイロを当てるのが良いでしょう。 激痛で眠れない場合には、痛い方の肩の位置を上にしてみる! 五十肩の激痛で眠れないと言う時には、痛い方の肩を下にして圧迫してしまうのは良くありません。 痛い方の肩を上にして横向きで寝ると楽になることがあります。 さらに、背中にクッションを挟んで肩を高い位置にしても、楽になることがあります。 自分にとって少しでも楽な姿勢を探して寝ましょう。 もちろん、鎮痛薬を上手に活用するのも、快適に眠るために良い対策です。 【動画】夜に痛い五十肩、寝れない時の対処法 眠れないほどの強い痛みがある場合はこちらの動画を参考にしてみるのもいいでしょう。 まとめ 五十肩の激痛は日中の活動中に限らず、睡眠にも支障が出てしまうことがあります。 炎症を伴う激痛であれば、まずは冷やして痛みを落ち着かせることを考えてみてください。 そして、寝る姿勢に関しても、患部を圧迫しないようにすることが大切です。 痛い方の肩を上にして横向きに寝たり、クッションを使って肩の位置を高めにしたりして、少しでも楽な寝方を見つけましょう。
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