「めまいの治療は薬を飲めば何とかなる。」と思っている方も多いでしょうが、残念ながら薬が効かないこともよくあるようです。 このような場合は、薬が合っていないのか、薬を使っても無駄なめまいなのかが分からなくなってしまうでしょう。 では、薬が効かないめまいには、一体どのように対応したら良いのでしょうか。 2ヶ月以上使っても効かない薬は、効かないと考えて良い! めまいに効くと言う薬を処方されて、取り敢えずその効果を信用して暫くの間服用する方は多いでしょう。 「まだ効かない。でも、いつかはきっと効果が実感できるだろう。」と信じて、いつの間にか1ヶ月が経過しているなんて言う方もいます。 ただ、さすがに2ヶ月以上使っていても効かない薬は、まず今後効果を実感できることはないだろうな、と考えた方が良いです。 薬を処方してもらった医師に相談して、今後の治療法を確認してみる必要があります。 めまいの原因と有効成分の作用がマッチしていない可能性も めまいの薬を含めて、薬には必ず何らかの症状に作用するための有効成分が含まれています。 「めまいに効く薬」と言っても、有効成分がめまいそのものを消す訳ではありません。 有効成分が体のどこかに作用して、めまいの原因となっているものに働きかけることで症状を抑えるのです。 ですので、薬に含まれている有効成分の作用が、めまいの起こっている原因とマッチしていないがために薬が効かない可能性も考えられます。 薬以外の治療法にも目を向けてみること 効果が実感できることに安心して飲み始めた薬も、だんだんと体が効果に慣れてめまいに効かないなんて言うこともあり得ます。 薬はあくまでも一時的な対策に過ぎず、薬だけではめまいが十分に治らないこともよくあるものです。 病気でどうしても薬で悪化を抑える必要がある場合は別として、薬ばかりに頼らないようにすることも大切です。 めまいを改善する方法には、ストレッチや整体・鍼灸などの東洋医学に基づいた治療法もあるので、このような方法に目を向けてみるのも良いでしょう。 頚部マッサージをメインとした首こりの治療でめまいが治ることも! 薬が効かないめまいは、脳や何らかの病気が関係しているものでない限りは、首こりが関係しているのかも知れません。 頚部マッサージで首周りの血行を改善する治療を1ヶ月近く受けて、7~8割近くの方がめまいを改善できているようです。 ただ、首こりは日常生活が原因で起こりやすいものなので、一度症状を改善しても再発することがあります。 まとめ めまいに薬が効かない時は、有効成分の作用が症状の原因とマッチしていなかったり、薬に身体が慣れすぎてしまっていたりすることが考えられます。長く薬が効かない場合は、処方してくれた医師に相談してみるといいでしょう。 めまいを改善するためには、薬ばかりではなくストレッチや整体・鍼灸などの東洋医学的なアプローチ方法もあります。 負担のかかりにくい改善法として、このような方法を検討してみるのも良いでしょう。
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