「五十肩の痛みが激しくて眠れない。」と言う時には、とにかく色々な寝方を試してみたくなるものです。 でも、考えられる寝方を色々試しても、解決に繋がらないこともあるでしょう。 五十肩の痛みが和らげられる寝方はあるのでしょうか。 局部麻酔薬の注射の効果は短時間であまり意味がない! 五十肩の耐え難い痛みには、寝方以前に痛みを消す方法を考えようとする方も多いでしょう。 それで、局部麻酔薬の注射を1つの対処法として検討する方もいます。 しかし、残念なことに、局部麻酔薬の注射の効果の持続時間は長くても2時間くらいです。 人によってはたったの1時間半で効果が切れてしまう方もいるので、6時間以上睡眠を取ることを考えると局部麻酔薬で快眠できるわけではなさそうです。 むしろ、副作用のリスクを優先して、楽な寝方を考えた方が良いでしょう。 鎮痛薬や湿布などを処方されている場合には、使用してから寝ること 五十肩の激痛で医者で鎮痛薬や湿布などを処方されている方もいるでしょう。 このような方は、まずは処方された薬を確実に使用してから寝るようにしましょう。 五十肩の急性期の激痛は、薬少し痛みが軽くなったように感じる程度です。 あとは、少しでも楽な寝方を心掛けてカバーし、湿布に関しては朝起きた時に外しましょう。 患部に無理な力を与えたり、筋肉を伸ばしたりしないような寝方を考えること 「五十肩の痛みが強くて、少しでも楽な寝方を!」と考えているのであれば、次のようなポイントを心掛けてみることです。 患部に無理な力を加えたり、筋肉を伸ばしたりすれば、痛みが悪化するのは当然です。 寝ている時は無意識のうちにこのような寝方をしてしまっていることが多いので、注意が必要です。 痛みを感じる肩を上にしたり、枕やクッションなどで患部を高くすると痛みが和らぐことがあります。 三角巾で腕を吊って固定するのも楽な寝方 あくまでも五十肩の激痛で睡眠が妨げられる時の応急処置に過ぎませんが、三角巾を使う寝方もあります。 具体的には、三角巾を首にかけて腕を吊るして固定するのです。 無理な力が加わらず、筋肉が伸びないような状態で固定しておけば、痛みを引き起こすものは少なく痛みを減らすことが出来るはずです。 ただ、この方法は痛みを感じている時のみにして、痛みが落ち着いたら三角巾を外して寝てください。 【動画】三角巾の作り方 三角巾はどうやってつくればいいの?と疑問に思われた方、こちらの動画を参考につくってみてくださいね。 まとめ 五十肩の痛みが強い時には、麻酔や薬などの即効性のありそうな方法を探したくなるかも知れません。 しかし、麻酔の効果の持続時間は短時間ですし、薬の効果も完全に痛みが消える程のものではなく、睡眠中の痛みをカバーしきれないことが多いものです。 もちろん、処方されている薬があれば寝る前に使用して、肩に負担のかかりにくい楽な寝方を心掛けることも大切です。
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