五十肩の強烈な痛みを感じた時、強烈な痛みが引いて鈍痛が残っている時は、温めるか冷やすかどちらの対処法を取っていますか。 「何となく温める方が効きそう。」などで、感覚で痛みの処置を行っている方も多いのではないでしょうか。 しかし、五十肩の痛みはどういう時に温めるのが良いのか、冷やすのが良いのかと言うのがちゃんとあるのです。 では、五十肩の痛みの対処法について見ていきましょう。 夜も眠れないような激痛を温めるのは良くない! 五十肩の痛みで夜も眠れないほどの激痛を感じることはありませんか。 こんな時どうしたら良いのか分からず、「取り敢えず温める対処法を取ってみた。」なんて言う方もいるようです。 しかし、実際にやってみたら、かえって痛みが悪化した方が多いのではないでしょうか。 基本的には、炎症や腫れなどによる急性期の痛みが起こっている時には、冷やすことで患部の血液の集中を妨げます。 逆に、温めてしまうと、血液を良くすることで患部に集中してますます痛みを感じることがあるので注意が必要です。 冷やすのもやり過ぎは禁物! 五十肩の急性期の痛みは、冷やすことで改善することが多いです。 ただ、冷やし過ぎも肌に負担をかけて凍傷になってしまうことがあるので、冷やしている間に適度に肌を落ち着かせる時間を作ることも大切です。 氷嚢は厚めのビニール袋に氷水を入れて作り、肌に直接触れさせないようタオルやハンカチを巻いて使用するのが良いでしょう。 まずは20分程冷やして様子を見て、まだ痛みを感じるとともに肌が常温になったら再度20分程冷やすのを繰り返してください。 温めるのは炎症や腫れ、急性期の痛みが落ち着いてから! 五十肩に限らずどういう痛みにおいても、冷やすのは急性期の炎症や腫れを伴う痛みのみです。 冷やして急性期の痛みが落ち着いたら、今度は慢性期の痛みに変化するので温める対処法で血行を改善します。 「温め始めるタイミングが分かりにくい。」と言う方は、激痛があるか、患部が熱を持っているか、炎症や腫れなどはあるかなどで判断してみてください。 ちなみに、五十肩の急性期は短い方で数週間、長い方で数ヶ月もあるようです。 ホッカイロなら患部を徹底的に温められる! 五十肩を温めるために半身浴をしても、特に寒い時期は時間とともに患部がだんだん冷えてきます。 もちろん、半身浴も良いのですが、ホッカイロのような患部を徹底的に温めることが出来るアイテムを利用すると便利です。 ホッカイロは直接肌に当てると低温火傷の危険性があるので、シャツの上からとかホッカイロにハンカチを巻いて当てるのが良いでしょう。 これだけでも、慢性的な痛みはだいぶ楽になるはずです。 まとめ 五十肩は温めるか冷やすかで悩むところですが、痛みや肌の状態で臨機応変に対応しましょう。 激痛、患部の熱、炎症、腫れなどは血液が患部に集中している証拠なので、まずは冷やす方法を試してみましょう。 これらの症状が引いてからは、温めて血行を改善すると考えましょう。
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