坐骨神経はお尻から足首の方まで足の後ろ側を中心に通っており、坐骨神経痛では足の付け根で痛みが起こることもあります。 坐骨神経痛自体が病気ではなく、別の症状が原因で坐骨神経痛が起こるのです。 では、坐骨神経痛による足の付け根の痛みは、一体どうやって対処したら良いのでしょうか。 坐骨神経を引っ張る姿勢が慢性的な坐骨神経痛の原因に! 坐骨神経痛による足の付け根の痛みを改善するためには、まずは普段の姿勢を見直して坐骨神経への負担を軽減することが大切です。 坐骨神経は圧迫されたり急激に引っ張られたりすることで痛みを起こします。 長時間の座り姿勢が続いたり、あぐらや足を組む、猫背などの姿勢が頻繁になったりするのも、坐骨神経痛を慢性化して悪化させる原因になります。 今までの習慣の中で身に付いている姿勢を急に改善するのも難しいものですが、坐骨神経痛の改善には根気強い姿勢の矯正が大切です。 内股歩きを大股歩きに変えるだけでも坐骨神経痛対策に! 坐骨神経痛による足の付け根の痛みを訴える方の中には、実は男性よりもむしろ女性の方が多いようです。 これには、女性に内股歩きの方が多いことが関係しています。 内股歩きが癖になっていると、大腿四頭筋の股関節付着部を中心とした足の付け根の筋肉が硬くなってしまいます。 普段から大股歩きを心掛ければ、股関節周辺の筋肉に柔軟性を持たせることが出来ます。 股関節周辺の筋肉のストレッチは坐骨神経痛対策に効果的! 足の付け根の坐骨神経痛対策には、股関節周辺をストレッチして筋肉を解すのが良いでしょう。 まずは、膝を立てた状態で仰向けに寝て、片方の膝にもう片方の足のアキレス腱部分を引っ掛けてください。 そして、立てた方の膝に両手を組んで添え、ゆっくりと息を吐きながら胸の方にくっつけていきます。 片方の筋肉を伸ばしたら、今度は反対側の筋肉も伸ばしてみましょう。 委中や坐骨点をを刺激するのも坐骨神経対策にお勧め! 足の付け根の坐骨神経痛に効果的なツボに、「委中(いちゅう)」や「坐骨点(ざこつてん)」などのツボがあります。 【脚のむくみをスッキリさせるツボ】 ★委中(いちゅう) ふくらはぎの老廃物を流すのに効果が期待できる。 膝裏真ん中にあります。 このツボを押す時は、椅子に座り両手でふくらはぎを 包み込み中指で押します。 pic.twitter.com/N8vu7N0k8l— 美容意識向上女子会 (@beauty_uplift) 2015, 6月 18 委中は膝の裏側の横じわの真ん中にあり、硬式のテニスボールを挟んで正座すると上手く刺激することが出来ます。 坐骨点はお尻のもっとも膨らんだ部分に位置するツボで、左右両方にあります。 このツボはテニスボールを床に挟んで、その上に寝ながら刺激すると良いでしょう。 まとめ 坐骨神経痛で足の付け根が痛む時には、完全に症状が治るまでは患部を動かさないようにしようと思う方も多いのではないでしょうか。 もちろん、痛みが激しい場合には、無理することはありません。 でも、無理のない範囲で、少しずつ股関節周辺の筋肉を中心に解していくと坐骨神経痛が改善することがあります。
【脚のむくみをスッキリさせるツボ】
★委中(いちゅう)
ふくらはぎの老廃物を流すのに効果が期待できる。
膝裏真ん中にあります。
このツボを押す時は、椅子に座り両手でふくらはぎを
包み込み中指で押します。 pic.twitter.com/N8vu7N0k8l
— 美容意識向上女子会 (@beauty_uplift) 2015, 6月 18
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします